雨は止むのか、夜は明けるのか

たかが開幕二連敗にバタバタするほど緩い応援歴ではないですがいずれも零封負けは1967年以来の56年ぶりとのこと、とりあえず広島がお友だちです。
オープン戦の最終カードをなぞらえるかのような醜態となれば明日は2点を取れるのか、開幕3タテ零封負けなんてことになるなら史上初かなんて興味があったりもして止まない雨はあるのか、明けない夜はあるのか、とりあえず明日に負けてから考えることにします。
それにしても打てねーな、野球がつまらない、これって現地で見せられたらたまったものではないですし僅かに3安打と見せ場も無く、さらには遠征までしていれば泣きっ面に蜂でやってられないでしょう、ここまでくれば零封記録のプレッシャーに潰れる東浜の自滅にでも期待するしかありません。

種市に責無し

前日の小島もまあ見殺しにされたようなものでしたが今日の種市は確実に、4回1失点での負け投手です。
先発としての責任イニングを投げきれなかったのは本人の問題ですしその本人の言葉どおりに球数が多かったのはタイプ的な宿命ではあれどさすがに4回で89球はどうよ、それでもストレートは威力がありましたし決まったときのフォークは種市らしくて次の登板も期待できます。
ローテーションで回していくのであれば五回続投があってよかったと思いますが前日の反省かメルセデスだけではなく先発は二回りを目処とするのが吉井流なのか、結果的には継いだ廣畑がやらかしてカスティーヨに続いてペルドモも連打を浴びて、そしてこういう使い方かよの佐々木千も止められませんでした。
結果的には廣畑らの失点はどうでもよかったにしてもこちらは練習試合をなぞらえるかのような中継ぎ陣の炎上で、明日はそんな展開でなくても人手が足りずに澤村や益田らが駆り出されるのかリードしている展開で真価を問われるのか、さてさて、蓋を開けてみなければ分からない玉手箱です。

明日の四番は誰だ

打線はそりゃそうだよね、とため息しか出てこない貧打は逆の意味でのフロックではありませんでした。
吉井監督は四回の攻撃を嘆いていましたが連日の「こちらのミス」ってのはある意味で当事者には厳しい言われようですが「あそこは当てないと」と言われるのとどちらがいいんだろう、ファンとしての耳障りとしては後者に慣れた5年間だっただけに新鮮ではあります。
4打席4三振、前日から5打席連続三振の山口は自打球を当てて以降に微妙なズレがなんて報道もありましたがここまでの6三振はいずれも空振り、つまりは山口らしく振りにいっての結果ですのでそこは気にすることなく当たれば飛んでいく、そう前向きに考えるのがきっと正しいのでしょう。
一方で四番は1割打者が鉄則なのか井上に代わったポランコの三振はどうだろう、山口のそれとは意味合いが違ってこちらは前向きになるのがしんどいです。
不遇を託っていた茶谷にヒットが出たのが喜ばしくもファーストで、そうなれば茶谷か昨日にツーベースの佐藤都が明日のファーストで井上にとって代わったりして開幕四番が翌日は六番、その翌日はスタメン落ちなんてことになってしまえば連日の勝利打点を叩き出した栗原との差がどんどんと広がっていきます。

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◆4月1日(土) ソフトバンク−千葉ロッテ2回戦(ソフトバンク2勝、14時、PayPayドーム、37,331人)
▽勝 藤井 1試合1勝
▽敗 種市 1試合1敗
▽本塁打 栗原2号(種市)

▽バッテリー
千葉ロッテ 種市、廣畑、ペルドモ、佐々木千—田村、松川
ソフトバンク 藤井、嘉弥真、又吉、大津—甲斐

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