2022年通信簿 23 三木亮

23 三木亮 内野手 31歳 年俸2150万円

【2022年成績】 46試合 25打数 2得点 4安打 打率.160 0二塁打 0三塁打 0本塁打 1打点 1盗塁 2四死球 8三振 得点打率.200

今季もコロナ離脱を除けば、ほぼ一軍をキープした三木です。
しかしベンチはもちろんのこと本人ももうレギュラーではなく控えとしての役割を全うする方向に舵を切ったような、そういった要員も必要ですからチームとしてはそれでいいのでしょうが、塀内や早坂、細谷らの似たようなポジションにいた選手たちのその後を考えれば微妙でしかありません。
おそらくは来季にスシを食べることは無いでしょうし大きなバケツを持って追い回すだけでは「オンリーワン」にはなれず、体制も変わり正念場です。

打席数は増えた

春先には昨季に無かったスタメン起用があり打席数を増やしましたが、打てないイメージのままの三木でした。
記憶にあるのは前進守備の野手の間を抜けていったサヨナラヒットぐらいで、そこで活路を見出すのは難しそうです。
中盤戦以降は守備固め、代走がメインとなりしかしそれを求めない井口監督ですから試合数をガクンと減らしたのは黄信号、吉井監督がどう考えるかでしょう。
当然に求められるバントは7つとチームで五指に入りましたがミスも少なくはなく、足で勝負できるほどの脚力もありません。
FA権を取得しましたがそのときもオフに入ってもほとんど話題にすらならず、それが三木の立ち位置を物語っています。

安定感を

内野であればどこでも守れて小技もそこそことベンチからすれば使い勝手がいいのかもしれませんが、アピールが難しいポジションだけにこと守備面では敵わないと評価される小川、そして友杉の加入でどうやって居場所を守り切るかが三木にとっての生き残りへの命題となります。
今月に入っての左膝半月板損傷に対する関節鏡視下半月板切除術は実戦復帰まで3ヶ月程度の目論見、はずれこめば春季キャンプには間に合わず必然に開幕一軍も逃しかねず、おそらくは友杉に注目が集まるでしょうから泰然自若とはいかないはずです。
とは言えそれで焦って長引かせるようなことになれば元も子もないだけに、焦らず急げとは簡単に言えることですが、難しい判断となります。
あとは三木が何で勝負をしていくと考えるのか、現状維持では若手に天秤が傾きますので経験値をどうプレーに顕すかがポイントでしょう。
爆発的なものは無いが三木に任せれば安心できる、よって守りに入らずしかしミスを減らす安定感こそが求められます。
バントはもちろんですが、実は言うほどに堅実でもない守備はチーム事情ではあれファーストが増えている現実に立ち向かわねばなりません。

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【オリオン村査定】 2150万円 → 2150万円 (±0%)

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