鯉を釣り上げる

交流戦の初戦を幸先よく勝利して、18連勝に向けて一歩目を踏み出しました。
極端な話をしてしまえばリーグ間格差などはどうでもよくロッテが18連勝、パシフィックのその他は18連敗が理想です。
残念なことに今日は西武が勝ってしまったので明日から17連敗してもらい、リーグ戦が再開したときにはロッテが独走状態でいきましょう。
順調に鯉を釣り上げました、明日にそれを捌いて、明後日に握れるか、酢味噌を用意して待っています。

真綿で首を絞める

握ると言えばレアードですが予想に反してファーストでのスタメンは、こういうところも井口監督を評価できない要因です。
実戦での準備もせず、左打者よりも右打者を得手とする床田に左腕には.163と苦手なレアードとデータも無視して、結果は見てのとおりとなりました。
そんな打線は7得点と活気付いたかと思えば5安打でしかなく、貧打に変わりはありません。
しかし先制、中押し、ダメ押しとめっちゃ理想的な点の取り方で、初回の攻防が象徴的でしたがともに先頭打者がヒットで出塁して進塁打とバントの差はあれど走者を進めて、しかし盗塁の有無が得点の有無という分かりやすさよ、こういう野球を続けていきたいものです。
地味にマーティンが犠牲フライと内野ゴロで2打点、小川も犠牲フライでプロ初打点、松川が久しぶりに引っ張ってのタイムリーは交流戦での高卒ルーキーとしては球団初ヒット、初打点はそもそも打席に立ったのが唐川以来の2人目という珍しさで、そうなれば神宮あたりで放り込みましょう。
一球で決められないしょぼさはあれどバントも効果的に機能して、ヒットを打てなければ小技を絡めて真綿で首を締めるように鯉の血抜きをするのみです。

石川復調へ

やや調子を落とし気味だった石川が7回3安打零封で復調への兆しを見せてくれました。
本人は結果的にゼロに抑えたのでと控えめな評価ですが打たせて取るニュー石川モードは、安田のエラーをゲッツーでリカバーするなどいい感じです。
右打者へのバックドアに入ってくるシンカーが効果的だったようで、また無駄な四球を出さないところが床田、松本との顕著な差となりました。
なかなか追加点が入らずに「スミイチで逃げ切るのは無理」とロッテファンの多くが思ったように石川もそうだったのではないかと、そこで恋女房の打点が勇気づけたことでしょう、3点リードでも大丈夫かと不安なところに八回にはキャプテンの一発が飛び出してハーラーに殴り込みの4勝目です。
九回の追加点は明日の小島が涙目で見ていたかもしれませんがそれも石川が作った流れがあってこそ、最多勝、防御率とも佐々木朗のライバルは石川です。

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◆5月24日(火) 広島−千葉ロッテ1回戦(ロッテ1勝、18時1分、マツダ、23,671人)
▽勝 石川 9試合4勝2敗
▽敗 床田 9試合4勝3敗
▽本塁打 中村奨2号(松本)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、小野、小沼—松川、柿沼
広島 床田、松本、ターリー—會澤

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