意味はありません、ただの語呂です、ハウスのたまごめんでもありません。
小泉コメ大臣が音頭を取る形で来月初旬にも備蓄米がお安く市場に出るらしく、それで買い控えなのかここのところ在庫不足が目立っていたスーパーの米売り場に山積みとなっていて、もちろんお値段そのまま、備蓄米に対抗しての値下げにはなっていないです。
限りある備蓄米の嵐が去るのを首を引っ込めて待っていて、無くなったら従前どおりと考えているのでしょう。
麻痺してる
農協の幹部だかの5キロ3800円ぐらいが妥当みたいな発言があって、先日の備蓄米が市場になかなか出ないのは一気にやって値崩れをするのを避ける、建前は安定した供給ができるようにと調整、よって安値の備蓄米に焦ってこれらを放出とはなりそうもありません。
今回の備蓄米が2000円とか1800円とかで「安い~」なんて巷の声も聞こえてきますが一年ちょっと前は新米でそれが普通で感覚が麻痺している、麻痺させられている、これまでが安すぎたってのがあるにしても、古米でその価格は高いと感じてしまいます。
極端ですが2023年暮れの特売で特A級の山形はえぬきは5キロで1111円+税で、ごそっと仕込んでこの春までを乗り切りました。
手に入らない
小泉米は2022年産と2021年産で、年が明けても2024年産を新米は違うように思いますがそれをベースに古古米、古古古米です。
そうでなくても1年分をローリングストックして新米を新米として食べずにセルフ古米としている自分としては、古すぎて手が出せません。
そもそも手に入るかどうかも怪しい、随意契約に手を挙げたところは善意で安くお米を提供したいのではなく目玉にして客を引き込みたいが目的と思われ商売なら当たり前、よって大々的に宣伝して整理券を配ったりして、件の理由もあり老後で時間はありますが並んだりまでするつもりはないです。
安くはならない
放出される小泉米は他に比して安く手に入るとしても、お米が安くなるわけではないです。
備蓄米が無くなったらはいそれまで、もし2025年産が不作とか品質に問題ありとかになったら再びの米騒動が確実でしょう。
もう出すべき備蓄米はありませんし、外国米に舵を切らないといけない事態にもなりえます。
とりあえずちまちまとローリングストックは維持しているため、まあ老人一人が食べる分で大した量ではありませんが、備えあれば憂いなしです。
でも仕込みの原価がかなり上がったなぁ、三菱UFJカードのキャンペーンをフル稼働しましたが米騒動前に比べて倍以上のコストになりました。
選挙対策
それに今回のは都議選やら参院選やらをターゲットに、政治資金やら何やらの疑惑を覆い隠して、かつ働く自民のアピールで選挙が終われば必要も無くなります。
選挙が終わった後にまたお米が高くなっても「遺憾」だと、減反政策やら米農政やらの根本的なところに手を付けることは無いでしょう。
だってその気があれば備蓄米放出と並行して動き出せるはず、寡聞にしてそういった話は聞いたことがありません。