佐々木が動き出す

関東の日本ハムファンには気の毒なことに1stステージを勝ち抜けても一面はゼロ、報知とデイリーは仕方ないにしてもニッカンとサンスポはNPBを捨てたかのようにドジャース、ではなく大谷で商売を続けて、そして機関紙は佐々木の動向です。
高坂球団社長の吉井監督続投と同じく松本球団本部長がどこで取材を受けたかは分かりませんが各紙とも内容に顕著な差が無いため時事通信あたりのを広げているとも思えて、どうあれその中でやや踏みこんでいるのが機関紙で容認検討とはしながらも前のめりな論調となっています。
そのコメントをシンプルに読めば「毎年話してきた」「今年も話す」と言っているだけですが、その貢献がポスティングに値すると言っていると受け止めて欲しいかのごとく「2桁勝つのは大変なこと。十分活躍してくれた」が拍車をかけていそう、これはCS初戦に佐々木を持ってくるなど最終盤以降にその舞台作りをしているとしか見えなかった現場との二人三脚にも思えて、やけに静かな佐々木サイドも気味が悪くて既に合意済みであってもおかしくありません。
そうであれば2026年オフに得る譲渡金よりもそこまでの2度のオフに騒動となるデメリットが上回ると判断したのか、実は昨オフに3年後の無条件を前提に複数年契約を結んでいましたなんて可能性に賭けたくもなりますが、どうあれ編成が後手にならないよう早くに動き出したのはよいことだと考えます。

西野

同時に西野がFA権行使を熟考とこれまた一斉は佐々木の流れで松本球団本部長が言及したのが理由か、ただこちらはあまり心配していません。
おそらくBランクで補償が発生する来季に34歳ですし、よほどに交渉を間違えなければ2020年オフに澤村のメジャーに続いて唐川荻野清田としかしカモメ一羽にもならず、今季にキャリアタイの9勝と武器を持っている西野が条件闘争としてそういったほのめかしがあるのは当然のことでしょう。
今季が8500万でどのぐらいを狙っているのか、1億2000万かなぁ、それの2年契約ぐらいが妥当にも思えますが渋ちんのくせに発作的に気持ちが大きくなる悪例があるだけに出来高を多めになんて願いはきっと叶わない、西野の今後は数字は悪くないけど稼働量が少ない唐川がどうなるかとともに注目されます。

ソト

助っ人ではソト、ポランコはおそらく複数年契約でしょう。
これまた松本球団本部長の同時多発で球団としてここぞで点が取れないチームでそのチームの打点王に残留要請をするのは当たり前すぎて、しかし「球団としては残留は要請したい」「これからの話にはなりますけど」とやや歯切れが悪くはあって、そこに何が何でもといったものは感じられません。
ニッカンの選手名鑑によれば5億のポランコに対してその半分以下の2億のソトは大幅アップを求めてくるのが必至で、打撃面でチームに欠くことができない存在ではあっても来季は実質37歳で併殺王、守備の衰えとファーストを守らせたい選手が他にいるなどの複合要因でソトの強気に手放す可能性はゼロではないと見ます。
体制は変わっても金は出しそうもない西武ぐらいしか興味を持つところが無さそうというのもあり無難に終わりそうな気がしますが、気が付いたらビシエドと入れ替わってたりして、それだと課題解決にはならないからまあ無いか、実は自分的にはソトよりもメルセデスの今後が心配だったりもします。

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