2024年通信簿 130 黒川凱星

130 黒川凱星 内野手 20歳 年俸230万円

【2024年成績】 E 10試合 22打数 2得点 3安打 打率.136 2二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 0四死球 6三振

故障の可能性が高そうな白濱とは違ってこちらはシンプルに実力不足か、二年で肩を叩かれた黒川です。
支配下の金田はともかくとして同じ育成枠の勝又にも圧倒的な差を付けられたルーキーイヤーに続いて今季もほとんど試合に出られず、こうなってしまうと調査書はロッテだけだったらしくマリーンズジュニアの地元枠で指名しただけ感が否めない二年間でした。

打てない

二年目にしてようやく「プロ初ヒット」を打ちましたが選べていた四球が選べなくなってトータルではいってこい、打点も盗塁もゼロです。
つまりは特徴が見えずこのクラスにそれを求めるのは酷にしても、本人もどこに向かっているのかが分からなかったかもしれません。
打撃は非力感があって鎌ケ谷でヒットは見ましたが全体的に押し込まれていて捉えたつもりがどん詰まり、かなり苦しかったです。
石垣島での打撃練習ですらミスショットが少なくなく、いつもニコニコしていましたが本人も二軍ですらこのレベル差に立ちすくんだのもあったでしょう。
178センチとちびっ子ではなく、しかし童顔のイメージも手伝ってかプレーも含めて小さく見えたのが正直なところです。

守れない

守りでも同期の二遊間に金田、勝又といて昨季はショートを一試合も守れず今季も松石に追いやられて黒川を、ではなく空いたところにはめ込まれたように思えて、慣れるほどに守備機会はありませんでしたがセカンドとサードで昨季は14試合で3失策が今季は6試合で4失策と悪化してしまいました。
笑顔もそういった状況に自らを奮い立たせるための空元気だったのかもしれず、どこか寂しげにも見えてしまいます。

自然な笑みを

【オリオン村査定】 230万円 → 230万円 (±0%) ※10/6に戦力外通告

高卒のしかも育成枠であれば三年は見ないとダメだろうと、でも戦力外になる予感があってそのとおりとなってしまいました。
しかし諦めずにトライアウトを受験してそれが縁になったかBC神奈川と契約して、来季は独立リーグで白球を追うことになる黒川です。
NPB復帰を目指してのものか消化不良でこのまま辞められないとの意地か、想いは分かりませんが決めたからには頑張って自然な笑みを取り戻してください。

2023年通信簿

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