2024年通信簿 135 高野光海

135 高野光海 外野手 20歳 年俸250万円

【2024年成績】 E 9試合 21打数 2得点 4安打 打率.190 0二塁打 0三塁打 1本塁打 4打点 0盗塁 0四死球 11三振

自分の世代では懐かしい響きの徳島池田出身で、御用達の富山を経由しての高野光です。
漢字では同じですが高野脩とは違って読みは「こうの」で、まずそこをファンに覚えてもらうためのルーキーイヤーはしかし不完全燃焼でした。
打てる打てない以前に試合に出られなかった、これではそれ以前の問題です。

故障?

体作りに専念していたわけではなく、寺地や松石がそうだったように投手とは違って野手は一年目から試合に出ることからして故障が理由に思えます。
鎌ケ谷でも見た記憶が無く、もし故障であれば支配下でもきついので育成枠選手ではなおさらに致命傷になりかねず、ヤバい一年目です。
石垣島ではそんな素振りはありませんでしたから開幕して以降のものなのか、アクシデントなのか体力不足なのか、見た目も上背ほどに肉が付いていません。

派手な一発も・・・

売りは187センチの長身から放つ長打で富山では高卒一年目ながらも本塁打王を獲得して、高校の監督いわくかつての教え子のラオウと遜色ないとべた褒めです。
8月上旬にようやくのスタメン出場はプロ初ヒットがグランドスラムという相応しいデビューを飾って、叩くではなく拾ったようなスイングでの打球があそこまで飛ぶとなればパワーはあるのでしょう、素晴らしい、魅力たっぷり、しかし残念ながらそれが続きません。
続かないとはヒットが、ではなく出場で、一気に出番を増やすかと思ったらそうはなりませんでした。
内容としても5割を超える驚異的な三振率と体調が万全でも使うに躊躇するであろう粗さで、かと言って当てにいかれては魅力半減、悩ましくあります。
守りはどうなんだろう、独立リーグではDHが大半だったらしく上手い部類ではなさそうな、となると現状の外野陣だとよほど打たないと目立てないでしょう。

長打でアピール

【オリオン村査定】 250万円 → 250万円 (±0%)

当然に現状維持、そしてベースアップの年功序列は年数ではなく年齢のようで吉川、勝又と同額です。
さて来季は五体満足でプレーできるのかできなければしんどくなる、あまりに消息不明であるいはこのオフにも戦力外通告があるのではと心配していて似たような状況であれば三年目を迎えるのは絶望的に思えて、チームに求められる長打を発揮してアピールできるよう頑張ってください。

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