49 本前郁也 投手 27歳 年俸1200万円
【2024年成績】 なし
一二軍とも登板は無し、リハビリに費やした一年でした。
2月下旬の練習試合での投球に際して左上腕骨骨幹部骨折、箇所は違いますがポキッと折れた音が聞こえたらしい高橋薫、今の高橋編成管理部長を思い出します。
枠が足りないということもあってか投げられない投手で埋める余裕は無いとばかりに戦力外通告、育成枠での契約で再びの三桁から再起を期す2025年です。
順調・・・ではない
同骨折は交通事故や腕相撲などでもあるらしく瞬間的に強い力が加わったときに、とは骨折ってそういうものだよねと突っ込みたくもなります。
よって打球が当たったとかならまだしも投げてのそれってどうなのよ、勤続疲労でもないですが弱くなっていたのか、4年連続の和田塾で取材を受けたときに「ダイナミックなフォームにしていこうと思う」と、その変化で力のかかり具合が変わったのも理由の一つかと思ったりもします。
復帰の目論見は抜糸から2~3ヵ月後、骨癒合が確認され次第キャッチボールを開始は上手くいったらシーズンにギリでも間に合うのではと期待しましたが案に相違して長引いて、当初は順調だったようですが5ヶ月後ぐらいは8月ごろかな、骨がくっついていなくての再手術でそこからのリスタートとなってしまいました。
経過観察はしていたでしょうに5ヶ月も経って分かるって、そもそもスクリュー固定術でくっつかないってどういうことよ、ミスったんじゃねーの、なんて疑ったりもしますがともあれ、辛く苦しいリハビリをまたとなるとしんどいですが直面した現実を受け入れるしかありません。
信じて待つ
再び二桁を背負うには、残り少ない枠をやはり手術で育成枠契約となった森らと競り合って勝ち取るしかないです。
この秋の状態は「順調に回復し、来年2月のキャンプ期間中の投球練習再開を視野に入れている」とオフィシャルな発表がありましたが焦っての二度目は終わるも同然なため、あるいは来季中は難しいと球団が考えての現時点で67人体制とキツキツにしたようにも思えます。
つい先日には「短い距離で投げ始めており、春季キャンプで遠投を再開予定」との情報が出ましたがどうなることか、患部の治癒、完治はもちろんですがメンタルの回復が必須なだけに簡単では無さそうで、例えば肩痛、肘痛でもそれは同じでしょうが投げて骨折の衝撃は深層心理へのダメージが半端ないでしょう。
それでも頭部への打球直撃で支配下での指名を逃したところから這い上がった本前ならきっと戻ってくると、そう信じて待ちます。
取り返せ!
【オリオン村査定】 1200万円 → 1200万円 (±0%) ※10/6に戦力外通告 → 11/18に育成枠契約
アクシデントみたいなもので公傷扱い、現状維持としました。
球団の査定は10%ダウンで配慮はしつつも事故じゃないよねというスタンスなのか、1球でも投げていればまた違ったかもしれませんがリハビリの管轄も球団にあってシビア感は否めず、そもそも安いんだし、本前には何クソと何倍にもして取り返す気概で頑張ってください。