本前が凄惨に消える

一球速報を見ていたら本前がイニング途中の交代で連打を浴びて吉井監督の怒りを買ったのかな、と思っていたら負傷でした。
左上腕骨骨幹部骨折とのことで全治不明、上腕骨って要は二の腕が外からの衝撃で折れるならまだ分かりますが投げたときに折れるなんてのがあるとはビックリですが無い話でも無いらしい、投球に際しての骨折はいつの間にやら編成管理部長と偉くなった高橋薫を思い出してしまいます。
ホセ・メンドーサばりに腕を捻って投げたのか、何らかの兆しがあったのか突然だったのか、どうあれ文字どおりのアクシデントが哀しすぎます。
昨季の扱いを考えればどれだけチャンスがあるか微妙ではあった本前ですが貴重な左腕だけにこれは痛い、本人ももちろん痛恨どころではなくシーズン中に復帰の目処が立つ、遅くてもフェニックスリーグに間に合うようであればよいですがそうでなければ三桁での出直しとなるかもしれません。
立場的に焦るなと言うのが酷ではあっても地道に完治を目指すしかなく、またあのきれいなフォームが見られる日が来ると信じて待ちます。

ふるいにかけてる?

おそらく本前も2イニングの予定で東妻が前倒し、古谷がカバーして50球を超えたため鈴木にバトンタッチをした、そんな継投となりました。
先発の中森は前回と同じく2回を1安打零封で次のステップに進めそうですが実戦重視と言う割にはいまだに細切れで、後追いのチームが3イング、4イニングを普通に投げているのにこちらは今日の古谷が2回2/3で最長ってどうよ、実戦の目的が場数を踏ませるのとは違うように思えてきます。
開幕に向けて仕上げていくためではなくふるいをかけるのが主目的、そう考えれば3年目までの若手に加えて土肥や古谷が多く投げているのも分かりますし1試合で投げる頭数が多いのもそう、さすがに来月になれば方向性が変わってくるでしょうが今月はこんな感じがきっと続くのでしょう。

フォローできるか

そんな中で生き残りを賭ける鈴木は1回1/3で3奪三振、先日からストレートの比率を高くして150キロも出たようで本人は手応えを感じているのか、ばらけっぷりは相変わらずですし走者を背負えば目が泳ぐのが無くならないとどうこうなるとも思えませんが、そろそろ覚醒してもらいたいものです。
前回に制球を乱した東妻は今日はそれ以前に早打ちで相手が楽天だけにどう勘定するかが悩ましくはあれ、気持ち的には持ち直したでしょう。
この二人が一軍に定着できるかどうかが地味に重要で西村、坂本、澤田の実質二年目をフォローできるかどうか、本人たちのプロ野球人生の岐路でもあります。

頼むよ、選手会長

打線は初回に3点を奪って祭りがやってくるかと思えば尻すぼみ、今日もキャプテン改め選手会長にヒットは出ませんでした。
これ、いつまで我慢するんだろう、出遅れたから多くを見たいのは分かりますがその出遅れも実力のうちですしマルチでも二打席で終わった茶谷に対していきなり三打席の友杉と同じく、ここまでを見ると内野シャッフルは必ずしもフラットな視点で運営されているようには見えません。
とは言えチーム内のポジションとして中村奨に「やってもらわないと」困るのも確かなわけで、それでも打てないのに使い続けるってのは勘弁、つまりは中村奨が打ちさえすれば全てが解決するとは安田の処遇を置いておけばですが、まずその扉が開かない日々にもやもやしています。

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◆2月20日(火) 千葉ロッテ−楽天2回戦(ロッテ2勝、13時、糸満、不明)
▽勝 古谷 2試合1勝
▽S 横山 3試合1S
▽敗 松井 2試合2敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 中森、本前、東妻、古谷、鈴木、横山—松川、植田
楽天 松井、藤井—堀内、太田

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