自身も3連敗中で抹消されての復帰で結果を残したい中で、しかし早川の千葉愛が発動しました。
タイムリー欠乏症が初回に止まって連敗も止まって神様仏様早川様、あまり派手にやり過ぎると目立つのでしばらくは大人しくいきましょう。
最短で2029年とまだちょっとありますが千葉で待ってるよ、防御率2点台半ばで借金3はロッテ向きだしね、もしかしたら14か21が空いているかもしれません。
そんな今日は大学時代の友人が、次はZOZOマリンにも来てね、現地観戦で最後までいたか知らんけどサモンズが届きました。
屋根弁慶
サモンズが来日初勝利です。
2回5四球と乱れまくった同じ相手に6回途中まで2安打零封、死球はありながらもまさかの無四球です。
前回登板は風雨の悪コンディションではありましたがボスと同じく外弁慶、あるいは屋根弁慶なのか、ともあれとりあえず生き残りました。
もっとも数字を見れば快投ですが内容がイマイチではあって、抜け球が少なくなくそれに手を出してくれた立ち上がりに感謝感激雨あられです。
コントロールに難で見てくるかと思って見られていたらどうだったか、もしかしたら上背があって角度があってちょっと横から出て打者から見た球筋としては手が出ちゃう類いのものなのか、適当にばらけて、とは違ったこのスタイルが武器になるかどうかはまだ分かりません。
たまに140キロ台後半がありましたが測定ミスかな、基本は140キロ台前半で打たせて取ると言いますか打ち損じさせると言いますか、振ってくるチームにはいいかもしれない、次はそれと対極にいるオリックスが相手であれば真価が問われる三度目となります。
継投
イニング途中での交代は球数っぽく、そこは抑えた八木が次で躓きました。
もったいない、いい感じに足場を固めてきて勝ちパターンで使われてもう一段上にいけそうだったのに、押し出し四球がイメージダウンです。
それだけイミング跨ぎが難しいということか、しかし横山もゲレーロも外して六回に入っての継投では仕方がないところではあります。
八木のピンチを1球で、イヤらしい小深田を仕留めた中森もあるいは次もいって締めに鈴木かと思ったら八回に出てきて最後はどうする、驚きの木村でした。
プロ初セーブ
木村と中森の競演ってこれまでありましたっけ、そもそも同時にベンチ入りがさほどありませんでした。
3試合連続失点中と状態が必ずしもよくもなく、吉井監督いわく一番フレッシュなら早坂だろってのは置いておいて「どこがレバレッジポイントかと思って。8回だと思ったので、一番強いピッチャー」で八回に鈴木は悪くもなく、リードして先発を代えるときは流れが変わりがちでそこにこそ一番いいリリーフが持論で今後もそうあってもらいたい、ともあれ木村にはプロ初勝利に続いての嬉しいプロ初セーブです。
10代でのプロ初セーブは球団で三井、伊良部、前田に次ぐ35年ぶり4人目、寺地との10代バッテリーでのセーブは40年ぶり史上二度目の快挙とのことです。
ただピンチを作ってぎりぎり凌いで阿部ありがとう、まだ調子が上がっておらずこれをきっかけにしたい、記念球はサモンズに渡ったようです。
ほらね
どんな並びになるかと注目していましたが基本は右ながらも藤原を使って、その藤原が2本のタイムリーを放ちました。
結局は慣れなのよ、左対左なんて、軌道によって打ちづらいなんてのがあるにしてもどうにも苦手な選手がいるにしても調子がいいのに左手だから外すなんてナンセンス極まりなく、そりゃ打てないこともあるでしょう、であっても打てない右よりも打っている左が当たり前です。
藤岡もスリーベースで早川の6被安打のうち半分が左打者で、早川は右左に得手不得手は無く、そんなデータも重要です。
ほらね
三回はバントが得点に繋がりました。
七回もでいずれもヒットを打っている打者の次の打席で送らせたのを宗旨替え、やっと学んでくれたと思いたい、左対左思考停止とともにです。
ただ自分なら三回も五回も山本にバントをさせたかな、と思ったら二軍で犠打ゼロってことでこの面も学んだのであればよいですがなら核弾頭はどうなのよ、打順に意味を持たせない吉井野球、金子野球で気にしてもいないかもしれませんが綱渡りにも思えます。
どうした友杉
体重並みだった友杉が、6試合連続ヒットで気が付けば分母が小さいならではではあっても3割に乗せました。
軸がぶれずに捉えられるようになって、あれだけ前のめりのスイングだったのに、これは何試合か前からずっとで何がそうさせたのかが気になります。
たまたまなら続かない、隠すべきを隠さないロッテで好調の理由なんて記事がそのうち出てくるかもしれません。
バッティングとしては一瞬だけ首位打者となった昨季の好調時よりもよいと思えて、このまま少しでいいのでショートの穴を埋めてください。
信じたい
ソトもひょっこりはんとトンネルから顔を覗かせました。
そろそろ中畑になって欲しいんだけどなぁ、解説者は飛距離が出ていい感じと指摘していましたがロッテの早打ちをことさら特異みたく力説していて信用ならぬ、でも飛んでいるのは確かで左中間のは惚れ惚れとする打った瞬間でこれぞ舶来砲の威力です。
連勝へ!
さて、いつ以来になるか連勝を目指して北広島ではない日本ハムを迎える週末です。
勝ち目が強い田中晴だけど負け目も強い山崎のどちらに転ぶか、田中晴どうこうよりやはり左手を打てるかどうかでしょう。
普通に考えれば打線をいじらず同じ布陣ですが山口があまりに山口でしたしやっと上げた安田を池田に代えるかどうか、データ重視であれば今季は初対戦で昨季にヒットを打っているのは上からソト、藤原、高部、佐藤、山口、池田となります。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
千葉ロッテ | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 5 | 7 | 0 |
楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 6 | 0 |
◆5月15日(木) 楽天−千葉ロッテ11回戦(楽天7勝4敗、18時2分、東京ドーム、40,629人)
▽勝 サモンズ 2試合1勝
▽S 木村 9試合1勝1S
▽敗 早川 7試合1勝4敗
▽本塁打 ソト5号(早川)
▽バッテリー
千葉ロッテ サモンズ、八木、中森、鈴木、木村—寺地
楽天 早川、則本、今野、西垣—太田、堀内