雨のBSWを白星で締める

もう来年からBSRに改称でよいかと、黒い雨ってのはちょっとあれなので縁起が悪いこともありカラーチェンジも検討課題です。
連勝は久しぶりですしカード勝ち越しも今月初は約半月ぶりでここらで巻き返しといきたく、来週はいずれも敵地で下位を相手の対戦となります。
それにしてもすんなりと勝てませんな、いい感じで点を取ったかと思えばもうひと押しができずに最後にバタバタ、なかなか思うようにはいきません。

やっと勝った

小島が6回5安打零封でほぼ3ヶ月ぶりの白星です。
勝てなくても仕方がない不甲斐ないピッチングが続いていましたがここ数試合は底を脱してそろそろと期待していたものの打線、リリーフ陣と噛み合わず、今日もあわやという展開になってベンチで見守りながら気が気でなかったでしょう、お立ち台では満面の笑みでした。
今日はゾーンで勝負ができていましたしカウントが悪くなっても攻めのピッチングで1四球がそれを顕していて、二度の無死一二塁のピンチにも臆することなくこれは佐藤都のリードもそう、ローテーションの中心としての自覚もあり実りの終盤戦としてもらいたいものです。
吉井監督は「5回で100球近くいくっていうのはノックアウトと一緒」と手厳しいですがこれも期待の裏返しだと思われ、その球数は106球と七回が微妙で前の回をさくっと終えただけにどうするかと思いましたがこの酷暑に無理をしないのが吉井流っぽい、次は七回を球数少なく投げて鼻高々といきましょう。

増田から益田へ

そんな小島をヒヤヒヤさせたリリーフ陣は継いだ西村はナイスチョイス、見事に三者凡退に抑えました。
ところがペルドモが連打にワイルドピッチ、これは逆球で佐藤都が止められなかったのは責められず、ここで劇場の幕が開けます。
益田は前日に増田からバトンを受け取ったかのように骨と牙でしたっけ、中村を三振に切って取るも栗山に一発を浴びて二死までいきながら四球、ヒットで一打同点のピンチはお約束すぎてもう何と言ってよいやら、首を振って益田の意向かストレートオンリーの力勝負が逆球で終わるというラッキーに恵まれました。
ペルドモのホールド、益田のセーブがリーグトップはこれだけを聞くと鉄壁の布陣ですが今月のペルドモは防御率5.40、益田に至っては9.00ととても信頼して送り出せる数字ではなく、さてどうしたものか、こちらも思い切って夏休みを与えるのがよいのかもしれません。

ザ・9人野球

青山でそこそこいくのかと思っていましたが今日の西武はブルペンデー、平良と松本がいずれも8回を投げたのも後押しとなったのでしょう。
目先がころころ変わることでやりづらさはあったと思われ、それでも序盤に得点を重ねた打線は小島に最低限の援護ができました。
流れとしては三回にもらった1点が大きかった、ポランコの打球を外崎に上手く処理されてガッカリした直後だっただけに美味しかったです。
直後に山口がヒットを打って結果的には同じと言えなくもありませんが相手に与えるダメージには違いがあって、この試合の鍵だったと思います。
さらなる追加点となった二死からの連打も久しぶりに見たような、なかなか率が上がらない荻野はしかしここぞで仕事をしてくれました。
ただ二回の一死一二塁、四回の二死満塁と得点後のさらなるチャンスにあと一本が出ないのがもつれた原因でもあり、永久凍土打線にそれを求めてどうするって声も聞こえてきそうですが、五回以降のノーヒットでも9人野球ともども引き続き悩まされることになりそうです。

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西武 0 0 0 0 0 0 0 1 1 2 9 0
千葉ロッテ 0 1 1 1 0 0 0 0 X 3 6 0

◆8月13日(日) 千葉ロッテ−西武17回戦(ロッテ11勝6敗、17時、ZOZOマリン、24,838人)
▽勝 小島 17試合6勝4敗
▽S 益田 44試合2勝3敗29S
▽敗 青山 29試合1敗2S
▽本塁打 栗山6号(益田)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、西村、ペルドモ、益田—佐藤都
西武 青山、田村、ボー、豆田、平井、佐藤隼—古賀

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