際どくサヨナラ

リクエストの要求が入る前にずぶ濡れとなっていた荻野は万が一の代えのユニフォームはあったのだろうか、珍しい形での幕切れでした。
割と早めに戻ってきた審判団がマイクを握ったことで何やら異例の事態だとは思いましたが映像が無ければ判断しようがないわけで、西武ファンはあれこれ文句を言っているようですが外野手の捕球と走者の離塁のタイミングを同じ画角で確認できる映像は難しい、屋根のあるドームでないと無理ではないかと思います。
同じようなケースが日本ハムであったような、ロッテでも「ベース踏んでなくね?」が門前払いとなった三木だったかな、仕方がありません。
それで「映像さえあれば」と悲劇的なニュアンスで報じられるのってどうよ、てか、送球が逸れる前から堂々とライン上にいた古市は一から学び直してください。

哀れC.C.ロメロ

メルセデスは6回3安打零封も、またしても白星が縁遠かったです。
立ち上がりはやや高めでしたが球威があったのか捉えられることもなく高低が上手く使えたりもして、そうこうしているうちに低目に集まるようになりました。
田村もベース板を広く使ったリードでそれに応える制球力もあり、ほぼ完璧に近い、文句の付けようのないピッチングです。
それだけに六回に連打で初めて得点圏に走者を背負ったにしても88球での交代がもったいない、そのあたりで崩れがちなのがあるにしてもいつかは越えなければならない壁で今日がその絶好のチャンスだったはず、夏休み明けでもあり継投に入ったのが残念すぎました。
そして東條が敢えなく逆転被弾は先日のプロ初セーブのときとは違って今季初登板の際に危惧した高めに浮くスライダーを運ばれて、リードした展開で先発が代わるタイミングは潮目が変わりやすく一番手を投入すべしの持論からして代えるにしても西村か横山でいってもらいたかったです。

澤田が嬉しい移籍後初勝利

そんなこんなで澤田が移籍後初勝利、4年ぶりの嬉しい白星です。
そもそも今季中に実戦復帰ができるとは思っていなかっただけにまさか一軍で投げてそして勝利に貢献してくれるとは、サヨナラ勝ちだと殊勲者が一人だけってのが多いお立ち台が今日に複数だったのはもちろん澤田の頑張りがあってこそ、目をパチパチして涙を堪えていたのか見ているこちらが涙が出ます。
体全体を使っての全力投球でもう肘に不安は無いと思いたい、ただ連投は無理でしょうし週1回ぐらいでいろいろな意味で少しずつ馴染んでいきましょう。

ほらね、ほらね

同じように三塁側に上がった打球が風に流されて名手源田ですら捕れずの先制点にベンチにいた友杉は「ほらね、ほらね」と周りに言ったとか言わないとか、それはさておきその僥倖だけで三回、四回、五回、七回の得点機に決定打が出ないのはいつもの永久凍土打線でした。
何なんだろう、荻野の打球はいったと叫びましたがやや詰まったのか飛んだ方向も不運で、サヨナラ犠飛でやっと取り返したといった感じです。
そんなこんなでまた追い付かない程度の反撃なんだろうな、を跳ね返した久しぶりに勝負強さを見せた佐藤都は見事でしたし、益田ならぬ増田は防御率4点台でどこも苦しいんだなと、松本を崩せそうで崩せなかっただけに増田には感謝の言葉もありません。
おじさん中村奨はさくっとスタメンに復帰してマルチは休養効果とベンチには考えてもらいたく、適度に休ませましょう、欠場の茶谷が不憫すぎます。
今日はポランコが高めのストレートに全く合わなかったのが明日以降にどう影響するか、もしかしたらスタメンを外れるかもしれません。
そんな明日は今井ってどうしたの、はラッキーで高橋の特例2023によりローテ再編で宮川から青山に変更ってどっちでも大して変わらないような気がしますが青山はプロ初先発、プロの厳しさを教えるのか教えられるのか、念仏のように「長いイニングを」を唱える小島もいい加減に正念場です。

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◆8月12日(土) 千葉ロッテ−西武16回戦(ロッテ10勝6敗、18時、ZOZOマリン、26,248人)
▽勝 澤田 2試合1勝
▽敗 増田 37試合4勝2敗18S
▽本塁打 中村11号(東條)

▽バッテリー
千葉ロッテ メルセデス、東條、横山、澤田—田村、佐藤都
西武 松本、増田—古市

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