40 福田光輝 内野手 24歳 年俸880万円
【2021年成績】 E 101試合 293打数 30得点 72安打 打率.246 11二塁打 2三塁打 2本塁打 31打点 0盗塁 32四死球 41三振
二軍で3割5分を打って一軍へ、と意気込んだ今季でしたが、目標に1割も足りずに一軍での出場はゼロで終わりました。
アピールをしたかった練習試合では若手中心のオーダーでも控えの扱いでしかなく、石垣島で目立てなかったのか、そして昨季とは違って.235、ノーアーチとなれば開幕二軍は必然でしたし、しかしそれでも四番を任されてのスタートでしたから意気込みどおりに打てていればまた違ったでしょう。
平沢、西巻とともにほぼ全ての試合に出場しての規定打席に達しましたから期待はされているのだと思われ、しかし大阪桐蔭、法大と名門を歩みながらも下位指名ですし左の内野手は飽和気味ですので、残された時間がさほどに多くないとは自覚もあるはずです。
まず平沢に追い付け
守備も評価されていましたので小川と同じく藤岡のヘボさを補うピースとしての指名だったのかもしれませんが、しかし昨季もショートはほとんど守らず今季はゼロでサードがメインになりつつあり、そしてファーストも増えてきましたので三木の後継者といった感じになっています。
それほど守備が上手い、守備範囲もそうですし肩の強さもそう、そんな印象はありませんが、内野はどこでもそつなく守れるということなのでしょう。
鎌ケ谷で見た福田光は声はよく出ていますし他の野手に指示を出すなどリーダーシップはありそうな、なかなか結果に結びつきませんが思い切りのいいスイングや練習試合で落球した次の試合で2点タイムリーを放つなど気持ちが前に出るプレーは見ていて気持ちよくはあります。
しかしそれで終わってしまっているのが現状で、平沢や小川が参加した秋季練習には途中参加だったのは何だったのか、不参加だった西巻、茶谷は右打者ですので左打者として後れを取ってしまったのであれば、良くも悪くも話題性では負ける同い年の平沢にトータルで追い付かないと次が見えてきません。
【オリオン村査定】 880万円 → 800万円 (▼9%)