2023年通信簿 37 小野郁

37 小野郁 投手 27歳 年俸4000万円

【2023年成績】 10試合 0勝1敗0S 防御率4.66 9回2/3 9被安打 0被本塁打 3与四球 1与死球 6奪三振 被打率.250

それまで11試合13回1/3が最多だったのに移籍後は3年連続の40試合以上の登板で、そして5月下旬に力尽きました。
右肘鏡視下クリーニング手術は復帰まで3ヶ月ほどの見込みと言いますか目論見でしたが、一軍はおろか二軍でも1球も投げずに河村の悪寒がします。
契約更改では色紙に「復帰」と書いてしかし肘の状態は伝えられず、昨オフに河村が順調と言っていたのに全休だったため当てにはなりませんが前向きな材料が欲しかったのが正直なところで、さて、石垣島でリハビリ組であればこちらも焦らずまったりと待つしかありません。

予兆はあった

そんな予兆はありました。
年明け早々に丸刈りにして気合いを入れて、シート打撃ではバットをへし折るなんて景気のいい話もありましたが、実戦に入って急ブレーキです。
練習試合で3試合続けて失点して4試合目にやっと三者凡退に抑えるも3月には教育リーグで、そのころから違和感などがあったのでしょう。
それでもオープン戦には戻ってきて5試合の4回2/3を4安打7奪三振1与四球で無失点、今季もやってくれると期待していました。
しかし初登板となった開幕カードで失点するとじわじわと調子を落として盛り返せず、5月に入ってすぐの登板が最後で半月も経たないうちにメスを入れるって急性肘痛でもないでしょうに、ベンチやトレーナーが気付けなかったのか本人が歯を食いしばったのか、どうあれこの結果です。

生まれ変わろう

こうなると益田と自主トレをしたときの「今年はケガなく健康にも気を付けたい」ってのがフラグになってしまって、これも結果論です。
痛めてしまったものは仕方ない、トミージョン手術ではないですがより強靱になるための試練だと思うしかありません。
そこでお願いしたいのは思い切って生まれ変わろう、一球毎にマウンドを降りてホームに歩み寄って戻ってひと息ついて、とにかくテンポが悪いです。
ピッチクロックの導入は来季は無いにしても避けられない大波で、これを機にピッチングスタイルも変える小野であってもらいたいです。
来季も期待はしていますが計算はできず、その環境を上手く活かして欲しい、あれこれ考える時間はこういうときぐらいしかありません。

ブラックではなかったので

【オリオン村査定】 4000万円 → 3400万円 (▼15%)

故障だろうがアクシデント系でなければシビアな球団ですし、ほとんど投げていないわけでこのぐらいのダウンとしました。
球団は500万円ダウンですからやっぱりね、投手の肩肘は消耗品ですし昨季は5試合連続はあっても3日連続は無く吉井コーチのときはもちろん無い、つまりは40試合以上は多いですがブラックな環境では無かったことで甘んじて受け入れるしかありません。

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