蜂の一刺し

誰も刺されませんでしたけどね、しかし結果的にはその直後で試合が終わりました。
二週続けての楽天との4位攻防戦という歪な日程はまたしても初戦を落としてプレシーズンにカモった楽天に負け先行、今季はオリックスに4勝1敗で西武にも4勝無敗の一方でソフトバンク、日本ハムにはともに1勝5敗と強きを助け弱きを挫くを地で行く分かりやすい野球を展開しています。
この大量得点に今江監督、岡田コーチ、鈴木大がロッテ魂をチームに注入していれば明日は楽勝のはずですがさてさて、前回に攻めきれず立ち直りを許した内vsC.C.ロメロは零封しても勝てないのに1点でも失えば病をメルセデスが発症してしまいそうな悪寒に打ち震えながらまったりと見守ります。

守りに・・・

西野は6回8安打6失点と前回に続いて大量失点で、2勝はともに対西武で実は調子がさほどに上がっていない疑惑です。
解説者に言わせれば下手ではないらしい石川慎だったり直前に同じショートで味方が上手く処理されたのにこちらは友杉がボールに手が付かないなど守りに恵まれなかったところがあったにせよコースが甘かった、打ち取ったはずのアンラッキーもありましたが振り切られているのも気にはなります。
まあ石川慎のそれは角中だったら最後まで追わずにあっさりと諦めたでしょうしポランコもそう、今の荻野でも微妙、そういう守備陣と思うしかありません。
もっともその守りは一つの要素でしかなくここまでずっと田村と組んでいますが目先を変えるのもよさそうな、何か動きが欲しいです。

火の車

大炎上の西村は坂本の後を追うことになりました。
二年続けて活躍することの難しさよ、実は10試合目で2度目の失点でしかないもののプレシーズンからずっと制球が甘くて抑えていても歩かせたりしてピシャリがほとんど無かったところで一気に噴火してしまったかのように、コントロールで死ぬのはまるで日本ハム時代を見るかのようです。
しかし「ずっと調子が悪いので」を放置していたベンチにも問題はあるでしょう、これも一つの調子より実績重視かもしれません。
そんな状態の西村となれば6点ビハインドでの登板はかつ一番に登板間隔が空いていて妥当と言えば妥当、しかし11点ビハインドの澤田には笑えます。
こちらも西村と同じだけ空いていることで機械的でらしくはあるにしても西村ほどイマイチなわけでもなく本人の気持ちとしてどうだろう、この後にまだ4試合があって肝心な場面で使えない、もしくは疲れが出てしまうなんて悪循環にならなければいいですがそれもそういったシチュエーションになっての心配でしょう。

消極的

連勝したものの前の試合は敵失でしかなく、早川にタイムリーゼロの1失点で完投を許しました。
安田を使うために中村奨を外すのではなくソトがお休みってのが何とも言えませんが扇風機になりつつあって休養か、どうあれ安田が機能しません。
最後はとどめの見逃しで3三振はベンチに使わない理由を提供してしまう哀しさよ、ライバルは打てなくてもスタメンですが安田は違います。
吉井監督の「明日のオーダーを見てもらったら分かると思うんですけども、若い子に頑張ってもらわないと」ってのがどちらに出るのか、それでも若手がとなるのか荻野、角中らが名を連ねるのか、ただそれよりも消極的な姿勢を何とかしてもらいたいです。
特に目立つのが田村ですが打てないなら打てないなりの方策にしても一塁に歩きかけての見逃し三振がこれでもかと、俺が、の姿勢は見えてきません。

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楽天 0 4 0 0 2 0 6 0 X 12 15 0

◆5月3日(金) 楽天−千葉ロッテ7回戦(楽天4勝2敗1分、13時、楽天モバイルパーク、23,572人)
▽勝 早川 5試合2勝3敗
▽敗 西野 5試合2勝3敗
▽本塁打 浅村3号(西野)

▽バッテリー
千葉ロッテ 西野、西村、澤田—田村
楽天 早川—太田

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