哀しき後日譚

そんな大仰な話ではありませんしまだ終わっていないので締めくくれるものでもないのですが、深夜に悶絶した腹痛の後日譚です。
幸いなことにこれといった処置をすることなく正露丸が結果的に効いたのか腹部の痛みは和らいだのですが、気が付けばお腹のあたりに発疹がありました。
この冬場にダニにでも食われたのか、と枕とシーツを洗濯して布団乾燥機で熱して布団クリーナーで掃除をして、しかし翌日には首筋からお腹から背中から腰からあちこちに赤い粒々で触ってみると肌がでこぼこ、そしてとにかく痒い、また違った意味での悶絶がやってきます。
これは虫に食われたのとは違いそう、と今日に土曜診療がある皮膚科を探して朝イチで受診して診断は中毒疹、やはり外ではなく内からの症状でした。

老いとの戦いは続く・・・

この中毒疹、初めて聞いたのですが何らかの物資、細菌、ウイルスなどが体にとって毒となっての症状の一般的な表現らしく、その原因が特定できれば例えばそれが薬だったら薬疹と名を変えるとのこと、何か心当たりはありますかと聞かれてありすぎでしょう、しかし具体的に何かが分かりません。
これまで食べてきたものと同じですから急に体質が変わったのか、惣菜だったので知らないうちに何か違った手が加わったのか、謎すぎます。
そうなればもう食べない、そして対症療法で抑えていくしかない、わけで、とにかく痒みがきついのでそれを何とかしたいと訴えたら「そんな夢のような薬は無い」と真顔で返されてしまい、それでも飲み薬とやや強めに処方してもらった塗り薬で小康状態にはなりました。
通常は1~2週間で治るらしいのですがさて上手く付き合っていけるのか、幸いなことに現時点ではなぜか顔、痒みが強くなりがちな膝から下には症状が出ていないのが続いてくれよと、半世紀以上も生きていればそりゃガタもくるでしょうがこういう形とは想定外で、老いとの戦いは続きます。

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