佐々木朗は吉井コーチがフォーム固めを優先するとのことで紅白戦での登板はほぼ無くなったようですが、一方で西川の抜擢に井口監督が言及しました。
フリー打撃で柵越えを連発するなどその大砲ぶりに「山口以上」とDHでの出場の可能性を示唆、はさすがに右打者を何とかしなければならないとの意識があるのでしょう、もちろん山口と同じくすぐに一軍どうこうでは無いにしても井口スコープに入らなければ地蔵まっしぐらですから大きな一歩です。
ここ数年は安売りの感もありますがスーパー一年生として名門東海大相模で四番を打つなど高校通算55発ながらも同じ佐倉シニアの諸隈ともども二年生以降の伸び悩みは否めず、最後のアピールの場になるはずだった甲子園も中止になってあわや指名漏れのところでの地元ロッテへの入団も何かの縁でしょう。
自分的にはずっと西川推しでしたし、もし出場機会があれば結果を残そうなどと欲は出さずに空振りでもいいのでしっかりと振ってもらいたいです。
55発に5巡目ということでピッタリのはずが空いていたのに与えられなかった背番号55をいつかはもらえるよう、今後も西川の成長を楽しみに見守ります。
レアードも順調
遅れてチームに合流したレアードも、ティーバッティングでいきなり半年ぶりのスイングを見せてくれました。
本人いわく状態は85%程度とのことですから体調面では開幕に間に合いそうで、あるいはもう戻ってこないのではとの不安もあっただけに順調と言っていいのではないかと、腰の状態さえ万全であれば率はともかく20発以上は期待ができますから、そうなれば次はどこのポジションを任せるかでしょう。
サードは自分的な評価を裏切る形で安田がそこそこ守れていますしチームとしても我慢の方向のようですからレアードに残されるのはDHかファースト、となればDHが濃厚で、どうにも日本ハムファンから聞いている「レアードは守らせてなんぼ、DHは苦手」が気になりますがそうも言っていられません。
そもそもサードがダメならファースト、と言うほどに経験のあるポジションでもありませんし、年齢的にもそろそろというところに差し掛かってきましたからDHに馴染むことが延命にも繋がると前向きに受け止めてもらいたく、六番DHレアードの爆発する今季であってくれよと願います。