復帰登板で勝利を飾って同一球団への開幕連勝を14に伸ばしてNPB新記録となれば「朗希で新記録」とスポーツ紙が騒ぎ立てそう、しかし実質的には「藤原で新記録」とは自分的な見方で初回のバックホームは暴走気味でしたがミスることなく、ややドタツキましたが右中間のライナーを拝み捕りして、そして1点差に迫られた直後にライトスタンドに放り込んだのがとにかく大きかった、お立ち台に呼ばれなかったのがめっちゃ不思議です。
今日の幕張は当初は予定に入れておらず初戦でファンクラブデーのグッズをもらい損なったときのヘッジでTEAM26引換券を使ってS席を、一昨日と同じ試合開始直前の到着でしたがもらう人は前日までにもらっているだろうとの目論見どおりに余裕でゲットできました。
そんなこんなで新記録にも立ち会えましたし喜ばしい、本来であればS席での撮影は遠くてカメラを持っていかないのですが鎌ケ谷からの直行だったためせっかくなので佐々木を、もしかしたら最後かもしれないし、光学に加えて電子ズームまで使って粒子が粗いのはご容赦ください。
佐々木ではない
2ヶ月振りの佐々木は5回3安打1失点、80球を目処と伝えられていて72球での交代はベンチとして妥当な判断でしょう。
数字だけを見ればさすが佐々木となりますが内容は伴っておらず、お立ち台で角中に突っ込まれていましたが佐々木にしてはスピードが物足りず160キロ台は1球だけ、意識して抑えているのであればいいですが春先がそうだったように出さないではなく出ないが実情に思えます。
相手がストレートに狙いを絞っているにしても昨季まではそれをねじ伏せていたのが佐々木で、ところが今日は軽々と捉えられてファールで粘られてストレートで空振りが取れない、ガルシアに1つか2つあっただけで軽々と外野に運ばれていました。
それならばフォークなりスライダーなりを多めにすればいいのにと思って見ていましたがどうやらその変化球の調子が悪いと佐々木なのか佐藤なのか、それで打たれてもストレート中心の配球だったらしく、つまりは八方塞がりの中で試合を作ったことになります。
そうなれば悪いなりにまとめたと言えなくもなく、端的に言えば今日のマウンドにいたのは一線級の投手であって佐々木ではない、そんなところです。
大事なのは次にいつ投げられるかで、明日に抹消されたらもうそこまでの人、今季はね、来季以降は知りません。
胸を張れ
先発が五回で降りてしまったため頑張るリリーフ陣は坂本、岩下、鈴木、益田でした。
相変わらず左に坂本は今日はピタリと決まってこれで落ち着いてくれるとよいのですが、そして岩下はスクランブルではないのだよと力強く、鈴木がふらつきましたが崩れることなく、そして何より益田が二幕目を開演しなかったのが一番の収穫でしょう。
佐々木の引き立て役になってしまいましたがいずれも主役級の活躍と胸を張ってよい、俺が俺が、が理想です。
ハンティング！
打撃陣は危惧したとおりに與座を打ちあぐねて、そういう意味では渡辺GM兼監督代行が大当たりです。
しかし角中が放り込んで藤原が続いて、前日もそうでしたがアーチで得点なんてロッテじゃないみたい、どうあれ不安のある守備ですがソトがファーストで続けて出ていることでポランコが打撃に専念できて角中も使えて、いい感じに回っています。
角中の先制アーチに佐々木が喜んでたなぁ、超ブレブレですがこんな、お立ち台でもそうでしたが角中には態度が違ってイジれるわけがありません。
六回は左腕に代わってその角中に代打石川慎でしたが左を打てていない石川慎と打っている角中でそのまま角中がよいのではと思いましたが、こちらも吉井采配がピタリと決まって貴重なタイムリーは小川のボーンヘッドを帳消しにしました。
小川はなぜあんなに勇んでいたんだろう、ゴロゴーのサインが出ていてもおかしくはありませんがそれにしたって、落ち着きましょう。
あと七回の無死一塁で安田に何の策も授けなかったのはセーブシチュエーションを崩したくなかったのが理由だったりして、確実に勝つには安田でもいいしピンチバンターでもいいし得点圏に走者を送るのが第一のはず、八回の淡泊な攻撃も疑いの眼です。
いやあ、ホームランで勝つなんてどこのチームだよってのは相手が西武だからと気を引き締めて、本塁突入だったり継投だったりやることなすこと上手くいかない西武をきっちり潰した勢いはそのままに、獅子に続いて明日からはこれまた弱っている雄牛を狩り尽くしましょう。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 |
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | X | 4 | 5 | 0 |
◆8月1日（木） 千葉ロッテ−西武14回戦（ロッテ14勝、18時、ZOZOマリン、27,167人）
▽勝 佐々木 10試合6勝2敗
▽S 益田 30試合1勝3敗17S
▽敗 與座 5試合1勝3敗
▽本塁打 角中3号（與座）、藤原2号（與座）
▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木、坂本、岩下、鈴木、益田—佐藤
西武 與座、ヤン、本田、中村祐—柘植、牧野