もどかしい

両チームとも12安打ながら僅か2得点とお互い様の引き分けではありましたが、しかし種市vs荘司改め松田となれば絶対に勝たなければならない試合でした。
しかも試合開始から数分での先制点で一気に大勝パターンになるかと期待しただけになおさらに、脱力感が半端ないです。
何なんだろうなぁ、こういうときに一発が出れば押しきれるのにただでさえ打てない中で球界としての投高打低も極まりつつあり、永久凍土打線と言いながらも実はリーグ2位のチーム打率はしかしリーグ5位の得点とふん詰まりが甚だしい、4時間超えは骨折り損のくたびれ儲け、もどかしさが爆発です。

山口がブレーキ

今日は山口がブレーキでした。
八回のライトライナーは捉えた打球ではありましたがそのスイングがなぜ六回にできなかったのか、外を引っ掛けてのゲッツーが痛すぎます。
気が付けば2割を切ってなかなか調子が上がってこず、ヒットは打っているようでどうでもいい場面だったりもして打点は2でしかありません。
三番、四番で5安打にその前を打つ二番もマルチだったわけで山口がどこかで打てていれば、とはたらればですが、明日は取り返してください。
そんなせっかく打っても点にならない無駄打ちは「采配がまずかった」とは吉井監督で、気になったのは2点です。
まずソトを代えるタイミングが点差が離れているなら分からないでもないですが早すぎるように思えて、足首の状態を気遣ってのものかもしれませんが走塁を見る限りでは不安は無さそうですし哀しいかな茶谷が乗ってこない、チームの三冠王を引っ込める余裕は無いはずです。
そして十回の無死一塁でなぜ岡に強攻させたのか、次が当たっている友杉でその次がソトではなく既に茶谷だったのがあるにしてももし歩かされたら代打荻野でファーストには大下という選択肢もあったはず、やることをやって結局ダメだったなら仕方ありませんが強気が裏目に出ました。
さらには選手が采配に応えられない、池田はバントを失敗して併殺を食らって小川はあのボール球になぜあそこまで飛び出したのか、笑っちゃいます。

種市不憫

そんな池田が送れなかった直後に送られて同点に追い付かれた種市は7回6安打1失点、115球の粘投は報われませんでした。
それでも降板後に勝ち越しておっ、と思ったでしょうがそれもあっと言う間に霧散して、まあロッテで投げるというのはそういうことです。
ピッチングとしては好投と言うほどではありませんでしたし吉井監督の指摘するコントロールできなかったストレートは横振れして四苦八苦、それでもそれが最善ではあるにしても球数が少ないよりはこれぐらい適当に暴れた種市がしっくりしたりもします。
投手は投手のせい、打者は監督のせい、という吉井監督のコメントはちょっと厳しいかな、できるはず、の期待の裏返しでしょうが無様な打撃陣を見て落胆しているであろう投手はあまり面白く感じてはいないかもしれず、はい、かばってもらえる打撃陣は奮起してください。

確変終了?

プレシーズンから好調だった澤村の確変が終わったっぽいのもしんどいです。
あのピーゴロは止めて欲しかったですしばらける澤村は恐怖でしかありませんが、まとまりすぎる澤村も狙い打ちです。
横山もノーヒットで満塁のピンチをこしらえてこの二人でまた試合を壊しかけたりもして、なかなか後ろが上手い具合に機能してくれません。
澤田も危うかったですがそこまで捉えられていたわけでもなく西村は快調とここまで二年目のジンクスに捕まることなく、ごっそり入れ替えはありでしょう。
人格が変わったのであれば鈴木にそろそろもう一段階の負荷をかけるのもよさそうな、今日も堂々たるピッチングが素晴らしかったです。

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
明日への活力に!

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
千葉ロッテ 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 2 12 1
楽天 0 0 0 0 1 0 0 1 0 0 0 0 2 12 1

◆4月13日(土) 楽天−千葉ロッテ2回戦(楽天1勝1分、14時、楽天モバイルパーク、24,075人)

▽バッテリー
千葉ロッテ 種市、澤村、横山、鈴木、西村、澤田—田村
楽天 松田、吉川、酒居、宋家豪、則本、鈴木翔、渡辺翔、伊藤茉—石原、太田

© 2007 オリオン村