借金だらけ

いつの間にやら貯金は僅かに1つとなって、明日に負ければパシフィックの貯金はオリックスの独り占めです。
その明日からはソフトバンクとの対戦で連敗して借金生活に入ればあちらに貯金と今すぐどうこうはならないにしても、1最強5弱、オリックス以外が全て借金だらけの可能性もあって過去にそんな例があるのかどうか、そして借金でのCS争いとなれば引き分けの多さが足を引っ張ります。
荻野の一発で地元開催はさておきCSを確実にしたと思ったのは甘かった、あれからまだ10日しか経っていません。
明日の佐々木朗は二桁よりCS優先なんてそんな悠長なことを言っていられるのか、明日も負けるようなことがあれば大型連敗の幕開けとなってしまいそうです。

誰しもが打てない

いくら佐々木朗が抑えても点を取れなければ勝てないわけで、そして今日も貧打で負けました。
角中が高め内寄りを力尽くで叩き込んだかのようなキャリアタイの、久しぶりの一発をかましてくれましたがチームとしては僅かに4安打、うち3本が角中です。
そんなベテランの頑張りに「若い子たち」と口にした吉井監督ですが、いやいや、詰まりながらではあれ安田がヒットを打ちましたし打てなかったのは荻野、井上のベテランや中堅の中村奨も枕を並べて討ち死にだったわけで、なぜそこに矛先を向けるのかがよく分かりません。
好意的に見れば頑張って覆せるのは若い子だけ、あとは言ってもどうにもならない、そんなことを思ったりもしてしまいます。
それにしたって発熱による特例2023で藤岡、山口が抹消となったにしてもこの展開で9人野球ってのもどうなのよ、解消どころか聖域に加えてミニ聖域までもがむしろ堅固になってラストチャンスであろう井上も4タコに振り遅れの三振の哀しさで、力むポランコの足踏みも甚だしいです。
誰かがドカンとスリーランぐらいをかっ飛ばしてくれると雰囲気も変わると思いつつもそもそも走者を出せるのか、ノーノーから1ヶ月以上も勝てていない石川ですが昨季は1点台の防御率に抑えられて今季も3試合18回で防御率1.50の被打率.194と気に病みそうな数字しかありません。

不憫メルセデス

半月ぶりのメルセデスは5回5安打2失点でWスコアの借金となってしまいました。
93球という球数からして調子がよかったわけではなくしかし悪くもなかったかな、初回の失点はバウンドしたにしても田村が股間を抜かれて始まったものですし決勝点となった五回は自らのお手玉はあれど三塁走者が源田だったことで完璧な処理でなければ間に合わなかった可能性が高いです。
タイムリーがゼロで本人はやられた感が無さそうな、よって悔しさが百万倍になっていてもおかしくありません。
それっぽいピッチングをしながらも白星が伴わないのはまさにC.C.ロメロ、数字だけで球団が放り出すかメルセデスに愛想を尽かされるか、不安すぎます。
1点ビハインドでしかない国吉、中森はどこか敗戦処理的な継投にブルペンの士気はどんな状態か、明日の佐々木朗に戦力集中のためと思えなくもありません。

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
明日への活力に!

1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 4 1
西武 0 1 0 0 1 0 0 0 X 2 6 1

◆9月23日(土) 西武−千葉ロッテ21回戦(ロッテ13勝8敗、13時、ベルーナドーム、26,897人)
▽勝 平良 22試合11勝7敗
▽S クリスキー 12試合6S
▽敗 メルセデス 21試合4勝8敗1S
▽本塁打 角中8号(平良)

▽バッテリー
千葉ロッテ メルセデス、国吉、中森、澤田—田村
西武 平良、田村、クリスキー—柘植

© 2007 オリオン村