三つ子の・・・

練習試合でトゥエルブったことで浮かれましたが気が付けばお馴染みの貧打がやってきて、すっかりと暖かくなりましたが溶ける気配が感じられません。
勝ちはしましたが4安打でしかなく決勝点はツーベスに犠打犠飛とイヤらしい点の取り方ではありますが五番打者にバントってのはクリーンアップという意味からして誉められたものではなく、ここまでろくすっぽ小技での攻撃をしてこなくてもキャプテンにバントが打順に関係ないのは昨季までと同じです。
そうなれば先発が踏ん張ってリリーフで守り抜くのが王道となって豪快さとは縁遠い野球になりそう、通好みがロッテ野球ってのは娯楽として面白くありません。

西野は順調

そんな西野が5回1失点でペルドモ、澤村、カスティーヨ、鈴木とパーフェクトで繋いで益田が走者を背負うのはお約束、いい感じのリレーでした。
西野は立ち上がりに内野安打から2四球で満塁のピンチに犠牲フライで先制を許すもその後は走者を出しながらも粘り強く、開幕に問題は無さそうです。
ストレートがなかなかゾーンに入りませんでしたが抜けていたわけではなく際どいところがもうひとつ、ピシャリでもおかしくはないピッチングでした。
自分的にはフォークよりスライダーの組み立てに全幅の信頼は置けませんが初の二桁勝利を、先発で二桁にリリーフで30セーブはそう多くはいない大記録です。
よく分からなかった鈴木の投入は左二人をカスティーヨが抑えてまた左に鈴木って何を意図したのか、どうあれ1球で終わってしまったため何とも言えませんが鈴木がとりあえず頭ではなくリリーフでシーズンに入るのはこれで決まりでしょう、豆腐メンタルが少しでも改善してくれよと願うばかりです。

当たらんのう

金田のお試しは1試合だけだったのか安田が戻ってきてのマルチはしかしどん詰まりのコースヒットを含んだもので、それでもいずれも引っ張って振りにいっているからこその結果と前向きに考えるがよいでしょう、あれこれ一度に望んでいい安田の現在地ではありません。
それにしてもエースを窺う勢いの遠藤ではあれヒットはおろか捉えた打球が数えられるのが寂しい、肩の肉離れでバッティングができるのかしかし高部が今日も浦和でマルチは無理くり開幕DHを視野に入れてのものであれば間際まで顔ぶれ、打順、ポジションが固まらないのも必然ではあります。
ちなみに視聴環境はあっても一日に二試合はしんどい、パ・リーグTVでその惨状をチェックしていませんが高部のそれ以外は西川だけの3安打完封負けでした。
それにしてもポランコが当たらない、練習試合も含めて4割に迫る三振率もそうですが強振しての空振りではなく力感の無いスイングは芯を捉えればラインドライブを生みそうですがそれも当たってこそ、内野ゴロでも手を抜かない走塁など性格はよさそうですが欲しいのは長打です。
同じ当たらないなら当たれば怖い山口のような強引さがあってもよいように思うのですが、その山口はらしいツーベースでただ一人開幕が待ち遠しいです。

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広島 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 6 0
千葉ロッテ 0 0 0 0 1 0 1 0 X 2 4 0

◆3月21日(火) 千葉ロッテ−広島2回戦(ロッテ2勝、13時、ZOZOマリン、14,734人)
▽勝 澤村 3試合1勝
▽S 益田 5試合1S
▽敗 遠藤 4試合1勝1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 西野、ペルドモ、澤村、カスティーヨ、鈴木、益田—松川、佐藤都
広島 遠藤、黒原—坂倉

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