2024年通信簿 125 永島田輝斗

125 永島田輝斗 投手 21歳 年俸230万円

【2024年成績】 E 21試合 0勝2敗2S 防御率6.30 20回 19被安打 2被本塁打 10与四球 4与死球 14奪三振

確実に前進したこの一年です。
昨季まではストレートに球速はあっても三振を奪えない、何よりコントロールが悪いというレベルではない、そんな永島田でした。
それが見違えるようになってビックリ、投手経験の浅い永島田をものにしてこその育成枠制度は長い目で、最低でも5年は見て欲しい、それだけの素材です。

覚醒の兆し

昨秋の宮崎がかなりよかったと聞いていました。
しかし練習試合にすら投げさせてもらえずにやっぱりダメなのかと、今季に最初に見たのはZOZOマリンでの二軍戦です。
自慢の150キロを超えるストレートに磨きがかかってまさにゴリ押し、コントロールも以前に比べてまとまっていて覚醒の兆しを感じさせました。
ほぼ一ヶ月後の鎌ケ谷でも勢いは止まらずすっかりと推しの対象となって、えいやっと投げているだけではありましたがピチピチしてまぶしかったです。
まとまったとは言ってもボール球は少なくないですし走者を背負うと落ち着きが無くなるなどの課題はありますが、そこは投手コーチの腕の見せどころでしょう。
長所を殺すことなく完成度を上げて欲しい、結果が見え始めて自信が付いてきたのもよい流れになっているように思います。

二桁目指して

ただ夏場以降に急ブレーキは登板数も減って、中1日で投げることもあっての何らかの異変か調子が落ちたことでの再調整か、昨季は公式戦で9試合7回しか投げていませんし長いシーズンを乗り切るだけの体力が不足していたのであればこれも分かりやすい課題、克服するのみです。
ルーキーや故障復帰組を優先したか田中楓とともに今秋の宮崎に途中参加だったのが気にならないわけではないですが、大丈夫と信じるしかありません。
枠さえあれば来季中の二桁だって、この急成長を考えれば充分にありえるのに残念すぎて、でも3つある、魂のストレートには54が似合いそうです。

再現性を

【オリオン村査定】 230万円 → 230万円 (±0%) ※10/6に戦力外通告 → 11/18に育成枠契約

規定の三年を終えていったん戦力外通告をされて、そして当然の再契約です。
田中楓と同じく現状維持としましたがベースアップで懐がちょっぴり温かくなって、マウンドでは熱いピッチングを見せてください。
契約更改での会見に掲げた色紙には「再現性」と、そう、夏前までのピッチングを再現できれば明るい未来が開くでしょう。

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