ピンストライプが遠い

二軍戦は若手を多く見たいのですが中堅ベテランが集結していることもあり、さらには一軍が水道橋で控えが打席稼ぎの親子ゲームのような様相となってつまらん、でも仕方ない、そうなれば上を望める姿を見せてもらいたくもそうならないのがほとんどの散々でした。
筆頭は二木、本来であればブルペンデーでも中森でも田中晴でもなく二木が投げなければならないはずが二軍でもピリッとせずここまで防御率は5点台で、今日は5回3安打零封で勝ち投手にはなりましたが内容が伴っていたとはとても言えず、ピンストライプは遠い、このまま埋もれてしまいそうです。
カーブが多めの組み立ては好きですがストレートが走らないため活かしきれず、そのストレートは回を重ねてそれっぽくはなりましたが140キロ前後であればもっと自在に操れなければ厳しい、抜け球も多く、気が付けば20代ラストイヤーは昨季に続いて一軍での出番が無いままに終わるかもしれません。
状態が上がらず今季を終えればトレードも難しそうで現役ドラフトか、シンプルに肩を叩かれるか、高卒投手の走りだけに何とか踏ん張ってもらいたいです。

永島田推し

継投は永島田、澤村、西村、八木でした。
永島田はここのところ失点が増えていましたが今日は圧巻のピッチングで、全てストレートで僅か6球でねじ伏せての三者凡退です。
昨季までは指にかかったボールは惚れ惚れとするもストライクが入らない、だったものがゾーンに入るようになって急成長、これで変化球がまともになればさらにぐいっと伸びてきそうで、めっちゃ楽しみ、二木の後だったことでピチピチ感も半端なかったです。
澤村が鎌ケ谷まで来たのには驚きましたがこちらも11球で三者凡退は貫禄も、外れるときは笑っちゃうぐらいに外れて澤村らしさが爆発して評価が難しい、逆に分かりやすかったのが西村でボールの走りは悪くなかったと思いますが日本ハム時代のイメージに戻ったかのように制球に苦しみました。
この傾向は開幕前からずっとで抑えてはいてもポツポツ四球があって、今日も追い込みながらも攻めきれず歩かせて、まだ時間がかかりそうです。
八木は重そうな球質で二保を投げさせるぐらいであれば八木でいいじゃん、でも今日の顔ぶれで誰を一軍に推薦するかと問われれば間違いなく永島田です。

池田が3安打3打点

打線は10安打6得点も松浦には4回1安打1失点に抑えられて、落ちる投手を打ち崩したといった感じです。
そんな中で池田が3安打3打点で1本目は左中間の打球をセンターと清宮がお見合いをした実質エラーですが芯を食っていて、振れていました。
その足で水道橋で途中出場は3タコが一二軍の壁なのか、しかしもっと場数を踏ませたい、このまま中途半端はもったいないです。

上田もマルチ

上田もマルチでいずれも逆方向はきっちりと捉えていて、一軍での使いどころが無いのが悩ましいです。
ただ打撃以外に課題がありそうでそういう意味では二軍でみっちり鍛える急がば回れがよいのかもしれず、守りではサードで足が揃ってヒヤッとしたプレーがあって走塁では右中間の打球に判断を誤ってセカンドからホームを陥れられず、この表情です。

藤原の一軍は近い

右膝骨折から復帰の藤原は以前はどうだったか覚えていませんが膝レガースを付けて、DHで始まりましたが守備にもついてフルスイングや走塁、守備での動きを見れば完治したように思えて、まだ1割台ですが数字が上がってくればミニ贔屓枠ということもありすぐに一軍に戻れそうです。
その藤原がセンターで山本がDHがピンときませんが春先とは違って石川慎をレフトで起用して守りの場数を踏ませたいしわ寄せか、ライトの山口もそう、まあ山本はセンターを守れる守備力があるため今はとにかく率を上げることで2割ちょいでは長打があっても上には近づけません。

今日の寺地

今日の寺地はスタメン落ち、欠場で、スコアラーをやっていました。
田村が昇格するかと思ったのですが公示は無く、そうなると寺地の出番が減ってしまうため田村にはとっとと上がってください。
激推されている松石は上手く運んだレフト線のツーベースにセンスの高さが見て取れて、守りはまあ普通かな、ただ勝又の現在地点も見てみたいです。
今日に一番に憤慨したと言いますか落胆したのがファースト平沢で、平沢がどうではなくその起用法、やっと外野に専念させたかと思っていたのに内野をたらい回しはすっかりと試合をやるため要員にも見えてしまって、ロッテ平沢は今季限りかもしれません。
同じく井上もヤバい、五回終わってのグラウンド整備のときに他の控え選手と外野に出てきて体を動かしていましたが一人だけさくっと切り上げてブルペンに消えて、ここまで.208でしかなくそうでなくても一軍のファースト、DHに空きは無く、気持ちが切れてしまっているようにも思えてしまいます。

明日への活力に！

◆6月4日（火）　日本ハム−千葉ロッテ7回戦（ロッテ4勝3敗、13時、鎌ケ谷、887人）
▽勝　二木　8試合2勝2敗
▽敗　松浦　10試合2敗

▽バッテリー
千葉ロッテ　二木、永島田、澤村、西村、八木—田村、大下、植田
日本ハム　松浦、孫易磊、根本、田中瑛、柳川—進藤