課題が見えた

今日も永島田のストレートが唸りまくりました。
支配下選手登録の空きはあと2つ、1つを石川歩として残りの1つは永島田でいいんじゃないかと思うほどに、僅か10球で三者凡退です。
ところがイニング跨ぎの先頭打者にヒットを打たれて走者を背負ったら人が変わった、と言いますか元に戻った感じになって途端にストライクが入らなくなり球速も3キロほどダウンして、現金なことに満塁になったり二三塁になったりでクイックをする必要が無くなったらまた輝き始めます。
左足をゆったりと上げてのフォームだとしっかり力を溜めて制球も安定して、これがクイックになると投げ急ぎになってリリースポイントが乱れるのでしょう。
これでは一軍レベルでは通用しないでしょうが課題が明確であれば対処もできる、むしろ成長への糧としてなぎ倒す永島田を待ちます。

スピードが戻らない

開幕前にも58に戻るかと思っていた河村は、順調に球数を増やしていますがもがき苦しんでいます。
いきなり先頭打者に弾丸ライナーを叩き込まれて二回には連続弾を浴びて、ストレートでねじ伏せるタイプではないにしても140キロ前後であれば変化球待ちでも対応されて、これがストレート待ちであればどうにもならぬ、被弾はいずれもそのストレートでした。
フォークはいい塩梅に落ちていて6奪三振はしてやったりでしたが、あともう2～3キロを上乗せできないと三桁のまま今季が終わってしまいそうです。
球速というところでは土肥も然り、肘を下げて球速アップなんて話がありましたが開幕直後もこの日もやはり140キロ前後でしかなく、平沢のしょーもないエラーで足を引っ張られたにせよ軽々と芯を食われて上がり目は無さそう、かなりしんどいです。

たらい回し

さて平沢、今日はセカンドで最後はファーストでした。
外野陣が左から石川慎、藤原、山本で山口もいて守るところが無いってのがあるにしてもたらい回しが否めず、先が見えません。
正面のゴロをボールに手が付かず、ってのは前日に金田もやらかして祟られているのかもしれない、と言い訳もしたくなるでしょうが合間に捕ってグラブのボールを握って、という動きを繰り返しやっていて練習熱心ですし真面目さが伝わってくるだけに報われそうもない現実が哀しすぎます。

走れ！

昨日も気になっていたのですが、凡ゴロで上田が全力疾走をしません。
ミスがそんなにあるわけではなく全力疾走は非効率、に一理あるとしてもルーキーがそれでいいのか、角中を見倣って欲しいです。
まあ上田だけの話ではありませんし他球団でもそう、つまりはこれが球界の常識なのか、そうであれば残念すぎます。

お手上げ？

山口は速くはありませんが走っている方かな、今日はノーヒットでしたがそういう意味での苛立ちはありません。
マン振りがやや緩んでいるように見えるのは確実性を上げようとしているにしても山口の魅力は長打力で、二軍でも50打席以上でまだノーアーチです。
安田は二軍戦で1本打っていますが一軍ではまだ、YY砲がお手上げポーズに見えて点火がいつなのかそもそも点火するのか、不安な日々が続きます。

嬉しい悩み？

その山口をして「俺より飛ばす」と言わしめた山本は目の覚めるようなツーベース2本を含む3安打猛打賞、希少な国産大砲候補です。
率が低いのが難点ですが一軍で4打席を任せてみたくはあって、しかし上に岡がいて高部がいて和田がいて下に山口がいて藤原がいて石川慎がいて、これは嬉しい悩みと言っていいのか使いこなせていないだけなのか、どうあれ打線事情を考えれば山本への我慢が必要に思えてなりません。

今日の寺地

今日も寺地に出番はありませんでした。
田村、植田ときて次は寺地と期待しましたが柿沼で、松川も地蔵です。
連れてきているのだから体調面に問題があるとは考えづらく、使わないなら浦和で練習をさせればいいのにどういうつもりなんだろう、地元と遠征の違いはあれどあちらは多くの名前が踊ってこちらはほぼほぼ同じ名前が並んで、この三連戦は勝又、菅野も打席無しです。
勝又は昨季の規定打席到達で今季はさらなる飛躍、のはずが松石に取って代わられて、よって松石の来季がどうなるかも分かりません。
最後にやっとの黒川は実力不足と言われればそれまでですが見るからに実戦不足な空振りを繰り返して、3年を待たずに切られてしまいそうな恐怖です。

明日への活力に！

◆6月6日（木）　日本ハム−千葉ロッテ9回戦（ロッテ5勝4敗、13時、鎌ケ谷、不明）
▽勝　山本晃　10試合2勝1敗
▽敗　土肥　9試合1勝3敗
▽本塁打　山口2号（河村）、レイエス3号（河村）、加藤豪1号（河村）

▽バッテリー
千葉ロッテ　河村、土肥、永島田、菊地—柿沼
日本ハム　達、山本晃、宮西、石川、田中瑛—梅林