7 福田秀平 外野手 33歳 年俸1億2000万円
【2022年成績】 20試合 41打数 3得点 7安打 打率.171 1二塁打 0三塁打 0本塁打 4打点 1盗塁 7四死球 13三振 得点圏打率.273
今季も力を発揮できないままに終わりました。
そもそも力があるのか、と言うよりは残っているのか、との声もあるでしょうが、どうあれ散々なここまでの3年間です。
来季は複数年契約の最終イヤーとなりますのでもし同じような醜態を繰り返すようであれば解雇は必至で、そしてロッテではもちろんのこと球界としても典型的なFAの失敗例として、それこそメジャーでいつまでも井川が言われ続けるようなことになってしまうでしょう。
今ごろかよ
そんな大事な来季に向けて、ほんの半月前に右肩の関節鏡下関節授動術として骨棘切除、関節唇切除、肩関節包切除を行いました。
あまり聞き慣れない手術で球団の公式発表を信ずれば一昨年の開幕直前に受けた死球によるものとのこと、この調子が上がらない理由がそれであれば原因判明、対処は喜ばしいのですがこれに今ごろかよ、と呆れたロッテファンは少なくないでしょう。
それほど分かりづらいものだったのか、診察する側が無能だったのか、ずっと続けていた右肩甲骨周辺のリハビリですからこの変形性肩関節症による症状と言われればそうなのでしょうが、厳しいことを言うようですが結果的にはあまりに無為に過ごした二年半です。
そしてスイングの大きさは相変わらずの俺四番スタイルだったりダメだったときのことを考えないバレリーナジャンプの特攻守備だったり、後者はファンを感動させたプレーもありましたので一概に悪とは言えないものの、故障が完治すれば問題も全て解消するとは言えない現実があります。
転機とできるか
故障さえ無ければ、それが常に語られるときの前振りになるぐらいでしたから「やっぱりな」となってしまったロッテの福田秀ですが、そんな福田秀を素材型として使いこなしていたソフトバンクと使いこなせなかったロッテ、その差が如実に出たと言えなくもないです。
そういう意味では復活を期す来季に体制が変わるのが福田秀にとって転機になるかもしれず、意識面も含めて転機としなければなりません。
試合復帰まで3ヶ月の見込み、とはいつもの思惑でしかなくそれが順調であっても春季キャンプに間に合うかどうか、二軍スタートは避けられずそこから新人のつもりで積み上げていかなければ年齢的にも終わりでしょう、そうならないよう背番号7を再び輝かせる、周平に負けない秀平であってくれよと願います。
【オリオン村査定】 1億2000万円 → 1億2000万円 (±0%) ※4年契約4年目