秋は近付いている

昨日もそうですし今日の幕張でもあったようですがゲリラ雷雨と言いますか短時間集中雨が狭い範囲でってのは行動しづらい、家を出る時間帯に周りは跳ねるような雨でこりゃ中止かと思ったら鎌ケ谷には雨雲が無く慌ててレインスーツを引っ張り出して駆け付けてみれば、ただのサウナスーツと化してしまいました。
猛暑は半端ないですしそういった不安定な気象はまさ夏ですがしかし二軍には密かに秋が忍び寄っていて、補強期限が今日で終わって編成部が次に睨むのはドラフト会議、そして表現はあれですが整理対象の思案でしょう、浦和の選手たちは前を意識するのはもちろんですが背中を気にしなければならない日々が始まります。

待った無し

そんなこんなで久しぶりに、もしかしたら初めてかもしれない二軍観戦の遅刻で八木を頭から見ていません。
数字だけで言えば5回3安打1失点で150キロ台のストレートを連発していましたがそのストレートがシュート回転しがちで制御できているようには思えなかったのと、変化球はスライダーとフォークでいずれも球速がそれなりにあって打者が変化を予想できない利点はあれど同じタイミングで待てる弱点でもあります。
アマチュア時代のデータではカーブを投げるはずですが今日は1球あったぐらいで緩急が欲しい、現状だと猪武者にも思えます。
ルーキーイヤーのときから同期同い年の廣畑より期待していましたが現状は似たり寄ったりの立ち位置で共にその候補が少ないのもありこのオフに肩を叩かれる、もしくは現役ドラフトに名を連ねる可能性は充分にありそうで、どうあれあと二ヶ月でアピールせねばなりません。

来季があれば

いろいろな意味で八木のライバルである廣畑は二番手で1回を三者凡退に、こちらはカーブを多めに緩急を上手く使えていました。
先頭打者へのストレートごり押しがいずれも上ずってどうなることかと思いましたが、あるいは抜けただけにせよ内もあってベース板を広くはよさげです。
コルデロは6球で終わってよく分からないままに、来季があるかは微妙ですがすらりとしたスタイルのコルデロが見たくあります。
小野はまだしんどいかなぁ、球速は出ていて肘の状態に問題は無さそうですがとにかくストレートが高めなのと二軍クラスにファールで粘られるようであれば一軍は遠く、コントロールがアバウトなのはそのままですし、もう少し低目に決まればファールではなくフィールドに転がって楽になるはず、勝負は来季でしょう。

それぞれの秋

打撃陣はフルイニングで前日の半分しかヒットを打てませんでした。
そんな中で藤田が今日もレフトにツーベースと技術の高さを見せてもっと打席を与えたい、切なる願いです。
苦しいのは井上で伸び上がったスイングも打球は伸びず率も2割ちょいでしかなく、ポジションも相まって一軍待望論が高まるとも思えません。
平沢はなぜセカンドなんだろう、一軍を臨むに外野では厳しい現実ではあれせっかく外野一本で本人が吹っ切れたような状況から現状は二軍で試合をやるため要員に成り下がってしまったようで、金田に続いて勝又、黒川もダメなのかな、チームとしての先を考えれば平沢より勝又、黒川でしょう。
ちょっと前に打撃開眼したように打ちまくっていた柿沼はここのところ低調で、しかし一軍でそれなりの実績があって故障の多いポジションだけにキープかなぁ、いい話があれば出してあげたくもなりますが松川が消息不明でもありエンジェルの出番が無いわけでもないです。
昨日今日と荻野はあれだけ走れれば一軍復帰が近いかもしれず、逆に言えばこのまま二軍で終わるとひょっとするとひょっとします。

今日の寺地

今日も核弾頭は打席を増やすためか、DHでの出場でした。
打ち直しのように一打席目にレフトにヒットを打って4打数1安打、欲を言えばもう1本が欲しい、首位打者はちょっと遠いですが3割まで寸前です。
チーム内のバランスはあるでしょうが捕手オンリーではいけないのかと思ったりもして、このあたりは今秋のドラフト戦略にも絡んでくるはずです。

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日本ハム 0 1 0 0 0 0 0 1 X 2 4 0

◆7月31日(水) 日本ハム−千葉ロッテ13回戦(日本ハム8勝5敗、13時、鎌ケ谷、865人)
▽勝 田中瑛 19試合5勝1敗1S
▽S ザバラ 17試合1勝1敗5S
▽敗 小野 19試合3敗1S

▽バッテリー
千葉ロッテ 八木、廣畑、コルデロ、小野—柿沼
日本ハム 上原、柿木、鍵谷、田中瑛、ザバラ—進藤

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