7 福田秀平 外野手 34歳 年俸1億2000万円
【2023年成績】 3試合 8打数 0得点 2安打 打率.250 0二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 1盗塁 1四死球 3三振 得点圏打率.000
FA移籍をしての4年契約、福田光のトレードで福田秀改め福田はその最終年も不甲斐ない成績に終わりました。
こうなってしまえばソフトバンクでの故障癖はもうそれが実力のうちだったと嘆くしかなく、きっかけは1年目の開幕直前に藤岡貴に食らった死球による右肩甲骨亀裂骨折は仕方がなかったにしてもその前から左足首の不調、骨折後は右恥骨筋損傷、長引いた右肩甲骨周辺のリハビリは挙げ句に昨オフの右肩関節鏡下関節授動術として骨棘切除、関節唇切除、肩関節包切除には乾いた笑いしかない、ただそれだけです。
ファンサービスはよかったですし活躍すれば人気沸騰しただけに残念至極、本人にも球団にも、そしてファンにも無為な4年間がもったいなさすぎです。
この福田の失速は美馬がそれっぽかったにしても今後のFA戦線への負の影響が避けられず、ただ福田がダメだったに留まらない惨劇でしょう。
運が悪くはあった
昨オフには「なるべく急いで2月に間に合わせたいけれど、中途半端な感じでまた戻っても、今年、去年の二の舞いになったりするので、しっかり治していきたい。けど出来るだけ早く」と真っ当と言えば真っ当、立場的にはもう少し焦ってもいいんじゃね、とは思いつつも拙速もあれで復帰は4月頭でした。
二軍で代打での出場は10日後には外野も守ってそこそこ打って、しかし守らない試合も少なくなかったため万全でもなかったのでしょう。
6月下旬の一軍は藤岡の代替選手としてでスタメンでマルチヒットの出足も4タコでさくっと抹消、スタメンはいずれもDHでした。
高部の離脱があっただけに守れさえすればもう少しチャンスをもらえたかもしれませんがポランコとの絡みもありそして一軍レベルの守備では無い、バレリーナジャンプも変わっていないとなれば妥当な判断だったのかもしれず、もっと守れる選手のイメージがあっただけにもやもや感があります。
二軍で打っていた時期に角中が覚醒してしまったのも福田にとっては運の尽き、守りに難のある左の外野手は一人で充分です。
声がかかるのかなぁ
年齢的にも来季があるかは激しく微妙です。
そもそもの肩の状態にも不安と言いますか疑問視されてもおかしくない、とは復帰はしたもののそれが気にならない打撃フォームに変えたなんて話があってつまりは元に戻ったわけでもなく、二軍で.284の5発はもう3歳も若ければ面白くはあれど30代半ばではきつい、守れないとなるとセントラルは敷居が高いです。
がっぽり稼いで本人にトライアウトを受けてまでの現役続行の意志のようなものも見えてこず、このままユニフォームを脱いでも違和感はありません。
枠があれば･･･
【オリオン村査定】 1億2000万円 → 2000万円 （▼83%） ※10/11に戦力外通告
限度額を超える、それこそ1億円ダウンを飲むのであれば残留を考えなくもなかったです。
しかし枠が足りないのが現実であるいはもう顔も見たくないぐらいに球団から嫌われたのかもしれず、あっさりと戦力外となりました。
野球をやりたいとの思いはあるようですが思いだけではどうにもならないのがプロの世界、独立リーグも含めて動向を見守ります。
