いよいよ始まります。
佐々木朗の地元プロ初勝利がCSとなれば、早坂のそれを思い出したりもします。
則本昂にまた角中かと思いきや安田、山口と若手を並べてこの休みの間にかなり打ち込んだようですので成果を見せてもらいましょう。
それはそれとしてエチェバリアが外れたことからして、フローレスと同じく残留が怪しいかもしれません。
佐々木朗はいきなり157キロ、まだ一人目ですので分からないですが今日の加藤は内を多めに使っています。
ボール球も多めですが159キロが出ました、初回から飛ばしています。
浅村にも159キロで見逃し三振、右打者の外低めのゾーンが広いような気がしないでもないですが、三者凡退で素晴らしい立ち上がりとなりました。
打順は荻野、マーティン、中村奨、レアード、安田、山口、岡、藤岡、加藤の並びです。
二番にマーティンを置いたのが興味深く、頭から佐々木朗組を並べたのはチームの勢いをつけるのにいい布陣かもしれません。
その内角低めをマーティンが見送っての四球に中村奨がレフト前に運んで一死一二塁、さあ、レアードに握ってもらいましょう。
うっしっし、バウンドしたボールを太田が加藤ばりに大きく弾いてくれてマーティンが三塁を陥れました。
レアードは三振も中村奨が盗塁して二死二三塁、さあ安田だ、先制点を叩き出してくれ、練習の成果を見せてくれ、頼むぞ。
と思ったら初球を捉えられず逆方向へのファールフライ、悪いところがモロに出てしまいました・・・
楽天はやたら左打者を並べて渡邊佳まで、かと言って佐々木朗が左打者に弱いわけでもなく被打率は2割ちょっとで右打者より抑えています。
二回は先頭島内に右中間を破られましたが鈴木大をファールフライに打ち取って、でも走者が出るとまた外一辺倒になってきたような気がしないでもなく。
佐々木朗は常にフォークの握りで入るんですよね、そしてグラブの中で握りを変える、いつものパターンです。
佐々木朗が悪送球で失点・・・
やってしまいました。
茂木を空振り三振に、そして渡邊佳をぼてぼての投ゴロに打ち取るもファーストへの悪送球です。
いつもの豪速球ではありませんでしたが送球が浮いてしまい、どうもフィールディングとしてのスローイングが苦手のようです。
その裏は山口の打球が鋭かったですが則本昂に処理されて、そして岡、藤岡と倒れて三者凡退です。
あまり球数を増やすこともできず、下位打線らしい攻撃となってしまいました。
三回は先頭をフォークで空振り三振、ストレートは150キロ台半ば前後でフォークの落差もあり佐々木朗は快調です。
ただ飛ばしている感があるので球数が多いわけではありませんが、六回が目処になりそうです。
山崎剛の内野安打はエチェバリアならと思わないでもないですが、藤岡としては精一杯のプレーでした。
ただレアードはもう少し伸びて捕れないのかなぁ、来春の石垣島では練習させて欲しいです。
そして岡島にまた右中間に運ばれてフェンス直撃、追加点かと思ったらサードで止まってくれたので踏ん張れ、踏ん張れ。
浅村はストレートが逆球で内に入って見逃し三振、外一辺倒が功を奏したのかもしれません。
加藤は落ちるボールにミットを上から被せるのがどうも怖い、サードに走者がいるんだからもっと腰を落としてくれ。
茂木を歩かせて二死満塁、鈴木大、嫌な場面だ。
よしっ!また落として空振り三振、鈴木大に痛い恩返しをされないで済んだ、3回で7奪三振に58球が微妙な感じではあります。
スタンドが映りましたがかなり埋まっていて、ソールドアウトしたのかしら。
加藤は当たらないなぁ、中日ではCS出場はしていないはずなので初打席は空振り三振でした。
おっ、荻野がしぶとくライト前にヒットを打った、さあ、マーティンだ、逆転アーチをライトスタンドに叩き込んでくれ。
マーティンになると乱れる則本昂で二打席連続四球、ここで追いつかないとイヤな流れになるぞ、キャプテン中村奨のタイムリーを待つ。
ちなみにマーティンはまだ右足が痛そう、インパクトの瞬間に踏み出した右足のつま先が浮いてまるで安田みたい。
中村奨の打球は則本昂に当たったのか、必死にファーストに送球をするもセーフで内野安打の一死満塁も石井GM兼監督がリクエストを要求です。
うわぁ、映像を見る限りではアウトっぽいなぁ、すっかりと井口監督は相性が悪いのでひっくり返されそう。
セーフになった!やっぱ明らかな誤審でなければってパターンなんだろうな、実況は同時セーフって言ってたそれなのかもしれません。
レアードが逆転タイムリーツーベース!
よし、逆転だ。
レアードらしい巻き込むようなスイングで則本昂を捉えました。
二回まで22球と手玉に取られていてこの回を抑えられると流れを持っていかれたでしょうから、このタイミングでの逆転は大きいです。
さあ、続け安田!
安田の犠牲フライで追加点!
中村奨がよく走ってくれました。
安田がまた差し込まれて逆方向への力ない打球で、そして浅めだったので無理かと思ったらチャレンジして正解でした。
これも逆転してリードしていたからこそでしょう。
山口も続きましたが秋のキーマン岡が打ち取られて、しかし則本昂から3点も取れたのですから上出来です。
ファーストへ、そしてホームへ、中村奨の走りがあってこそです。
則本昂に30球を投げさせて58球は佐々木朗と全く同じ、両投手ともここから踏ん張りどころの中盤となります。
逆転してもらった次の回、四回は正念場だぞ。
きっちり三者凡退で流れをしっかりと掴み取れ、先頭打者を気をつけろ。
よし、その先頭をまた落として空振り三振に、そして9球で三者凡退は理想的です。
こちらは先頭の藤岡が初球をライト線へ、これまたよく走ったとは実況ですがあの打球なら当たり前かな。
さあ、加藤の前に走者となればバントだ、確実に決めてくれ。
うわっ、失敗だと思ったらファールだった、てか映像に藤岡が見えなかったのであまりに転がらなかったので自重したのかな。
バントが決まって一死三塁、さあ、佐々木朗組の荻野で追加点を叩き出そう、則本昂の足元を抜いてのセンター前を希望。
荻野は詰まらされて内野フライ、マーティンへの内角に黒木が「これで調子が上がるかも」とか余計なことを言わないでくれ、言霊になるから。
フルカウントになってまた四球かと思ったら抜いたようなボールに空振り三振、佐々木朗組が追加点を奪えませんでした。
勝ち投手の権利がかかる五回です。
左打者だけではなく右打者にもベース寄りに守っている藤岡、今日はデータどおりなのかいいポジショニングができています。
安田も上手くバウンドを合わせて拾い上げました、守りはここまで佐々木朗がやらかしただけで破綻はありません。
二死から岡島に今度は左中間を破られて浅村のライト線への打球にヒヤリとしましたがファール、そして落としての三球三振で白星の権利を手にしました。
おー、則本昂を4回73球で代えてきました。
得点にはならずも四回の攻撃でダメと見たのか、この判断は安樂次第で批判を浴びることにもなりそう。
とりあえず黒木の言霊にならなくてよかった。
中村奨が五回にして3安打猛打賞、マーティンが2四球で二番と三番とが逆だったらと思えば、井口監督の並べが効いています。
レアードの強い打球でおっ、と思いましたが素早く処理されて、ちぇっ、鈴木大が弾けば面白かったのに。
安田の打球はまたしても詰まらされてのショート後方、捕られて飛び出した中村奨が戻れずゲッツー、うん、ここでインターバルが入るのでまあいいか。
安田は今日の感じだと打てそうにないので、守りに入ってエチェバリアと交代でいいんじゃないかな。
お、エチェバリアに代えてきた、当然ですね。
そして佐々木朗も当然のように続投、でもここまででしょう、七回から勝利の方程式に2点リードでバトンタッチしたい。
二死まで簡単に取ったものの四球で吉井コーチがマウンドに、あと一人、頑張ってくれ。
ここで次も出したら唐川投入かなぁ、と思ったら初球でアウト、ナイスピッチング!
6回4安打10奪三振、1失点は自責ゼロですが自身のミスですからそれはそれ、初戦の大役を見事にこなしてくれてブラボーすぎる。
ほー、3人目は西口か、こんなところで投げる投手なんでしたっけ。
あと1点でいいから欲しい、あと1点があれば完全に流れを掴めるので何としてでも、先制しても・・・のパターンは避けなければ。
簡単に終わっちゃったなぁ、国吉頑張れ。
6回が終わって2点リード、今季の対楽天は6回を終えたところでリードをしていれば10勝無敗のデータがあるとのことです。
勝利の方程式、国吉-佐々木千-益田で逃げ切れ、完勝するぞ!
山口を引っ込めて藤原をセンターに、岡はライトに、完全に逃げ切りの体制となりました。
国吉がいきなり先頭打者に四球、加藤が捕れないほどの抜け球もあって不安な立ち上がりです。
2点差なのにバントの構えか、フライを上げてくれ。
また投手のエラーか、タイミングはアウトなのにエチェバリアは逆方向になったにしてもグラブに当てたなら捕って欲しかった。
マッチポンプか、太田ではなく山崎剛が上げてしまったのをナイスキャッチで自らセカンドベースまで走ってゲッツー、これは大きい。
このタイミングでマウンドに行った吉井コーチもよし、いいタイミングだと思います。
それも虚しくまた四球で二死一二塁、ここで浅村とか怖すぎる、ここまで打てていないだけになおさらに。
ここを抑えられなかったら唐川に交代かな。
またスリーボール、ここまでこのパターンで次にストライク、そして四球、その5球目がボール球くさかったのに手を出してくれた浅村。
これがどうなるか、ファールが続く。
結局は四球で二死満塁、全て四球の走者、もうダメでしょ、悪かったなぁ、国吉。
次に頑張れ、日本シリーズで頑張れ、2010年の内もそうだった、うつむくな、胸を張れ、また次はある。
頼むぞ唐川、四番島内は打点王、楽天ファンは期待しまくっているだろうけどどん底に叩き落とせ。
島内が走者一掃の逆転ツーベース・・・
初球をいきなり、叩き落とされたのはロッテファンだった。
フェンス際のファールフライを荻野が捕って後続を断ったけど、あの一球が、悔やまれる。
2点リードがヒット1本で逆転されるとは四球は怖いですな、そして佐々木朗の地元初勝利はまた消えました。
黒木の言霊は効かずに則本昂は立ち直れなかったのに、余計なことを言わなければよかったです。
鈴木大はここまでノーヒット、となれば酒居が打たれるパターンでしょう。
埋伏の酒居でお願いします。
角中は弱っちいなぁ、これで明日も山口がスタメンで決まりです。
ちぇっ、あっさり三者凡退かよ。
リードされても佐々木千、うん、佐々木千の勝ち運で逆転勝ちしよう。
あれボールなの、厳しいなぁ、いきなり四球とは。
二死からまた四球で吉井コーチがマウンドへ、今日の吉井コーチは忙しい。
苦しみながらも抑えました、さあ逆転だ。
八回に松井か、抑えじゃないんですね。
まだ復帰しての初登板なので不安があるのでしょう、そうに違いない。
黒木は九回に投げさせてアクシデントがあれば投げる投手がいなくなるから、と言ってるけど、それは八回も同じでしょうに。
エチェバリアが同点アーチ!
華麗なるバット投げが炸裂しました。
真ん中高めの甘いボールではありましたがそれを逃さずに豪快な一発、さあ、ひっくり返そう。
アドバンテージがあるだけに追いついたのは大きい、この一発は大きすぎる。
そして藤原は打てない・・・代打を出したかったですが和田はサヨナラ勝ちのピースとして残しておいたのだと思うことにしましょう。
益田頼むぞ、抑えれば王手だ。
エチェバリアへのゴロが真っ正面でなくてよかった、本当によかった。
よし抑えた、負けが無くなりました、これで引き分けで終わっても明日に勝てばファーストステージ突破です。
でもサヨナラ勝ちでいきましょう、そうなれば明日に九回表を終わったところで同点であれば裏をやらずに打ち切りのルールらしいのでそういった珍しいものを見てみたいので、是非にもサヨナラ勝ちで、代走和田が盗塁を決めてタイムリーでホームインを見せてください。
秋のキーマン岡が死球で出塁、無死一塁に岡に和田の代走はさすがに無いか、しっかり送ってくれよ藤岡。
でも和田で勝負を賭けて無死二塁からバントでもいいように思うのですが、それは賭けすぎかしら。
藤岡が送って一死二塁、代打佐藤都の勝負強さに期待します。
ほー、チャンスに強いイメージはありましたが代打では3割を超えているとのこと、よし、やったれ!
佐藤都がサヨナラヒット!
やったぜ!
なるほど、黒木が指摘したように岡はベースに戻りかけていたのでライトが止めていればホームインはできなかったかもしれません。
ライトは岡島か、楽天ファンは何で飛びつかなかったんだと思っているのかな、どうなんだろう。
お立ち台は佐藤都だけしか出てこないなぁと思ったら、まずは、ですので次から次に出てくるのかしら。
佐藤都、声が泣きそうな感じに、感極まったというところか。
もう一人ってことはお立ち台は二人みたいです、そして同点アーチのエチェバリアが拍手に迎えられて登場です。
ぼそっと小さく自信なさげに日本語で「ありがとうございます」、次は大きな声でよろしゅう。
引き分けに貢献とは通訳の間違いかしら、去就が怪しいかなとも思っていたエチェバリアはこの一発で残留が決まったと思いたいです。
井口監督の勝利監督インタビューは、今日は100点満点です。
佐藤都のサヨナラヒットやエチェバリアの同点アーチに焦るインタビュアーを抑えてまず佐々木朗をエースに近いピッチングと讃えて、打たれた中継ぎ陣を刺すこともなく、安田と山口にはちょっと濁しかけましたが、いつもこうあって欲しいです。
明日に一気に決めよう
あのまま勝利の方程式で抑えて勝つのが理想でしたが、引き分けで終わらずにサヨナラ勝ちで盛り上がりましたので明日に引きずることも無いでしょう。
そしてファイナルステージのことを考えれば石川を温存したいので一気に決めたく、小島の神ピッチを期待します。
もちろん勝って決めたいですが引き分けでの打ち切りも見てみたくもあり、いやいや、やっぱり余計なことを考えずに勝ちましょう、勝つのみです。
最初から最後まで手に汗握る展開でしかも勝ちましたので今日の高いチケット代でもロッテファンは大満足だったのではないかと、ちょっと羨ましくもあり、そして明日も羨ましがらせてください、ほとんど被るでしょうが夜の更新まで暫しお時間を、アディオス!