吉井流で勝つ

みぞれでサボったことで現地で勝ちを見ないままに開幕を迎えるのが気持ち悪い、土日のどちらにしようか佐々木は見たので種市で、急遽の参戦となりました。
昨日にうっかりしてもらい損ねたステッカーをアプリ整理券機能を利用してゲット、これ、アクセスが集中して繋がらないなんてことになりそうな気はしますが延々と並ぶ必要が無くなりそうなのはよい、スマホ必須がお年寄りにはきつい世の中ですが冷静に考えれば自分も既に老人の範疇です。
そんな今日は投手がきっちり抑えて打撃陣は拙攻がありながらも伏兵の活躍もあり吉井ロッテらしい勝ち方で、いや、こういった勝ち方ぐらいしかできなさそうなのが現実だったりもして、まあいいか、とりあえずオリックスに負けたままで終わらなかったのをシンプルに喜びます。

6席目は中森推し

種市が4回2安打零封は僅かに45球、ストライクが先行する種市は相手からすれば手が付けられない無双ぶりです。
ストレートに力があってゾーンで勝負ができていて、内も突けていましたし、公式戦に取って置いて欲しいぐらいのピッチングでした。
石垣島ではブルペンでフォームチェックに時間をかけていましたが重心がやや前になったのかリリースが手投げのように見えなくもありませんが、打者が差し込まれて押し込まれて、球威には問題が無さそうで、ずっと抑えていることで上手くフィットしているのでしょう。
もう少し球数を投げなくてよいのかと思わなくもないですが本人は「4イニングはちょっと怖かった」と、では次は二軍戦で6回100球を目処に仕上げてください。
あの緩いボールはナックルカーブだったのか、カーブは大好きなのでどんどんと投げよう、ストレートとフォークに緩急を付けられれば鬼に金棒です。
6席目を狙う中森はその種市に勝るとも劣らず、種市とはまた質の違いそうなストレートは威力がありそうでばらけまくった前回登板とは別人のようにコントロールもまとまって、今日に二軍戦で5回途中を零封だった美馬でもあるいはダイクストラでもなくここは中森を推したい、朗希後を考えればなおさらです。
オセロ中村稔は順番では黒のはずがさくっと抑えて横山も力のあるボールを披露して、吉井監督も小野コーチもニコニコでしょう。

柿沼覚醒？

たかが数打席で覚醒も何も無いですが、柿沼が2打点の大活躍です。
種市が先発で柿の種バッテリー、ではなく種市が降板したタイミングで田村からバトンタッチとコンビ解散でしたが里崎に言わせれば捕手の評価は打てること、やれリードだ抑えたと言ってもそれはチームの勝利で捕手として出番を得るには打つしか無い、100パー同意はできませんが連日の強打者柿沼です。
柿沼ってあんなフォームでしたっけ、スタンスを広げて腰を落としてグリップをやや引き気味に両膝をもう少し広げれば種田みたい、打ってくれれば何でもよい、ここにきての重用に吉井監督の思惑が読めませんが背番号を剥奪された崖っぷちからの逆襲を期待しましょう。

開幕サードは誰？

山口が欠場だったにしてもあの体たらくでも五番サードで起用される中村奨の開幕サードが確実と思われますが、しかし安田が二軍戦でサードを守りました。
これはまだ吉井監督がサード安田で開幕する可能性を完全に捨てたわけではないのか、ファーストであっても安田を開幕スタメンから外せませんがそうなるとソトがDHでポランコはレフト、あの打球でセデーニョにセカンドを陥れられるポランコの動きには不安しかありません。
そうでなくても内野シャッフルのキモとなる中村奨もやらかして、はい、懸念していた鳥谷のように強い打球を避けながら体の横で止めようとして止められなかった二遊間の選手がサードを守るときの洗礼をもろに受けてしまって、ポランコに中村奨と左側の布陣は投手として恐怖でしかないでしょう。
そんなコンバート絡みだけではなく故障者の穴がなかなか埋まらない、藤岡が間に合うかは分かりませんが現状で小川＞池田の雰囲気が出ているところでその小川がバントを二度も失敗してヒットは打ちましたが存在意義としてはどうだろう、この試合の査定はマイナスが大きいように思えます。
藤原の居ぬ間にスルッとポジションを奪い取りたい和田もなかなか快音が聞かれず、サード中村奨であればポランコ、山口で両翼が固まってどのみち出番は無いかもしれませんがそんな状況でも上田に外野の練習をさせたらどうよと、それぐらいに和田の元気の無さが目立ちました。

明日への活力に！

◆3月16日（土）　千葉ロッテ−オリックス3回戦（オリックス2勝1敗、13時、ZOZOマリン、14,009人）
▽勝　中森　5試合1勝
▽S　横山　8試合2S
▽敗　カスティーヨ　4試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ　種市、中森、中村稔、横山—田村、柿沼
オリックス　カスティーヨ、鈴木、マチャド、才木—森、石川