清田が海外FA権を取得しました。
国内のそれは一昨年に取得をしましたし今季は印象深い活躍を見せてくれてはいますが早生まれなので実質35歳に「全く意識してない」と答えさせるような質問をしたのであればイジメではないかと思ったりもして、とにもかくにもその年齢的にも崖っぷちなだけに生き残りのためにもさらなる奮闘を期待します。
その他のFA権取得者は大谷、唐川、益田、細川、鳥谷、荻野、角中、そして順調であれば予定の松永ですが、益田は複数年契約を結びましたし松永はそれどころではなく、あれだけの活躍で倍増にすらならなかった荻野が年齢を感じさせずに盗塁王を獲ればハラハラするでしょうがそこは球団も考えるはずですしやはり年齢的にも可能性は低そう、となればブラフとしか思えませんが石川のポスティングぐらいで久しぶりに落ち着いたオフを過ごせそうです。
もっとも来年はその石川が国内FA権を取得しますし申し訳ないながらも内、加藤は置いておくとして田村、中村奨もそう、今季と来季の起用によっては田村が怪しくなりそうですが中村奨は全身全霊を以て引き留めるでしょうから球団としては懐勘定が大変でしょう、そして今後の活躍次第ではありますがさらに一年空けて西野、井上に再度の美馬、福田秀、その翌年には二木、有吉、藤岡と気の休まる暇がありません。
そんな悲喜こもごものFAで来てくれた美馬をカードの頭に据える今週のローテーションは、その後に小島、岩下、石川、種市までは決まりでしょう。
最後の日曜日はフローレスを抹消したところに最短で有吉が戻ってきてくれれば単なる再編で済みますが、先日の抹消が故障上がりに間隔を空けるという措置でなければチャレンジ枠になりますし、もし有吉でもまた登録抹消を繰り返すのであれば次は間に合いませんので頭数が足りません。
有吉とフローレスを交互にはめながら二木の復帰を待つ、が最適解にも思えますがその二木は昨日に二軍戦で先発をして7回2安打7奪三振零封ですから有吉がダメでもチャレンジ枠にはならずに戻すのかもしれず、二回途中KOながらも開幕から2登板で抹消をされた二木をベンチがどう見ているかによりそうです。
とにもかくにも今季の最長移動で札幌に飛ぶ6連戦は史上初の6タテを食らわしたオリックスに抜かれて最下位に堕ちた日本ハムが相手となりますが逆にイヤな感じもあるだけに初戦の美馬がここ2年は相性が悪くかつ札幌ドームで投げていない不安を払拭してくれるか、苦手な上沢を丸裸にされているであろうレアード、安田らが攻略できるか、ここで貯金を吐き出すようなことになれば僕らのロッテが帰ってきてしまうことになります。
オリンピックの延期で今季限りの栗山監督勇退でフロント入り、満を持して稲葉監督誕生というシナリオが崩れたために日本ハムとしては栗山監督にもう一年頑張ってもらうためにも最下位だけは避けたいはず、そんな思惑をぶち壊すKYなロッテを見せつける北の大地での再びの6タテを期待しましょう。