美馬で先勝

ローテーションを崩してまで美馬をカードの頭に持ってきた井口監督の思惑どおりに、その美馬が7回2失点の見事なピッチングで白星をもたらしました。
立ち上がりこそやや抜けるボールもありましたが尻上がりに調子を上げて嘘っぽい数字がそれらしく見える伸びのあるストレートにキレのあるスライダーをコーナーギリギリに、六回に2点は失いましたがレアードには止めて欲しかった打球でしたので実質的には零封に近い内容と言ってよいでしょう。
ほとんど芯に当てさせずに7奪三振はむしろ気味が悪くなるぐらいで、そして無四球こそがその調子のよさを物語っていました。
まだ89球でしたので八回も投げさせるかと思ったのですがハーマン、益田のリレーはハーマンがいきなり先頭打者に粘られた挙げ句の四球をきっかけに走者を二人背負っての中田の打球の角度にはドキリとさせられましたが球威で押し込めていたのでしょう、そんなピンチも結果的に益田に下位打線となったのも偶然ではないのではないかと、これが今の日本ハムの現状を表していると言えなくもありません。

それは守りでも同じで初回の前進守備は結果は同じでも何をそんなに焦っているのかと心理的に既に押されているかのような醜態を見せて、また清水が盗塁を刺そうとしてなぜか背中越しにそれを察したのか微妙な避け方をした上沢にぶつけてしまい、そしてフルカウントからのオートスタートには握り損なったのか悪送球といずれも失点に繋がりましたので栗山監督が宇佐見に代えたのはプレーそのものよりも流れを変えたかったのでしょう。
松戸出身でロッテを得手とする上沢からじわじわと得点を重ねて土を付けたのは今後を考えればただの1勝よりも大きく、やはり南房総出身でここまでイマイチながらもこれまたロッテキラーの加藤を中継ぎで持ってきてくれたおかげでショートスターターの可能性はあれど長いイニングは無くなったでしょうから、今日もマルチヒットの菅野やきっちりと1本を積み上げた安田からすればウエルカム、負け試合での無駄遣いに感謝です。
レアードが相変わらずに外の低めに手も足も出ずに失投待ちでしかないのには悩まされますが、無双が続く荻野にマーティンが繋ぐ形を見せてくれました。
田村にせよ柿沼にせよ、そして藤岡と下位があまりに貧弱なのがもうひとつ爆発できない足枷にはなっていますが、相手が弱っているうちに叩くのみです。
どうやら骨折離脱の福田秀が二軍で実戦に戻ってくるようですから早ければ来週にも一軍に合流をするかもしれない、を菅野や安田の発奮材にするには4打席をきっちり立たせること、これまでがこれまでだけに軽く取って代わられる恐怖感があるはずですからそうでないところを見せるのがベンチのお仕事です。

昨秋から先発として期待をされながらも二軍で3試合3イニングを投げただけで昇格の山本の帰郷疑惑や49日ぶりにようやくのキャッチボールがニュースになる佐々木朗を一軍帯同し続けるのは止めた方がよいのではないか、など気になることもままある札幌ではありますが相手が勝手にこけてくれているときに取りこぼさないのが肝要、ソフトバンクが楽天を叩いたことで混戦となった4強2弱から落ちこぼれずに抜け出すには明日の勝敗が大きな鍵を握ります。
小島が3試合続けての立ち上がりを失敗しないのが第一ですが石を投げればキラーに当たる、マルティネスも上沢に続いて打ち落として勢いをつけましょう。

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◆7月14日(火) 日本ハム−千葉ロッテ1回戦(ロッテ1勝、18時1分、札幌ドーム、4,019人)
▽勝 美馬 4試合2勝1敗
▽S 益田 10試合1敗6S
▽敗 上沢 2試合1敗
▽本塁打 マーティン4号(上沢)

▽バッテリー
千葉ロッテ 美馬、ハーマン、益田—田村
日本ハム 上沢、加藤、金子、福田—清水、宇佐見

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