スリーイシカワーズではなく、三人目の中村です。
ソフトバンクを戦力外通告された中村、改め中村亮の獲得が発表されて、これがゲレーロに続いて二人目の補強、もしくは補充となります。
育成枠出身ながらも二度の支配下選手登録を経験して今オフの戦力外通告の時点では背番号20、パターンとしては話題となった仲田、三浦みたいなものでしょう。
大卒の4年目は今季が1試合1回を6失点の防御率18.00、一昨年は2試合2回2/3を10失点の防御率33.75と凄まじい数値です。
それでも二軍で32試合53回1/3を14失点の防御率2.36となればダメダメでもなく、実績は足りずも年齢的に吉田の代わりと考えるのがよいかもしれません。
四街道市出身の地元アドバンテージが働いての獲得か否かは分かりませんがこれも縁、三度目の二桁を目指して頑張ってください。
あと二人?
そんな中村亮が背負うのは124、まだ126と128が空いています。
外国人選手の可能性はありますがそれは置いておいて、ここに誰を当てはめるかを考えてみます。
それだったら件の仲田や三浦、あるいは笠谷にもっと早く動いておけよと、でも笠谷の育成枠は意外だった、そんな思い込みもあったでしょう。
戦力外通告をされた選手で把握している限りですがまだ進退がはっきりとしていないのは半分程度、心情的にはまず小沼です。
ただ小沼だったらそれこそいの一番にありそうでここまで無いとなると無いのか、それとも小沼だからこそ引っ張る余裕の構えなのか、よく分かりません。
中村亮と同じく地元アドバンテージで匝瑳市の伊藤はトミージョン手術以降が振るわず、二軍で僅か9試合はしかし防御率3.75と微妙な感じです。
やはり鎌ケ谷市の鈴木、K-鈴木は来季に実質32歳で育成枠ってのは違うかな、100試合以上の実績はあれど逆にそれで底が見えているのが厳しいです。
山崎伊にはなれなかった佐藤宏は植田の一年後輩ででも実戦でバッテリーを組んだことは無さそう、とりあえる投げられるようにはなったっぽいですが中村亮の同期入団でその気があれば先に話がいきそうで、他球団の噂も聞こえてこずそういうことなのでしょう。
岡田、戸根あたりもK-鈴木と同じく即戦力にならなければ枠の無駄遣いで、その枠に余裕が無い、作らなかった現状を鑑みれば果てしなく可能性は低いです。
柿木は藤原との邂逅で話題にはなりそうですが鎌ケ谷で見た限りでは特徴が無く、それであればイニングを食わせたい投手が他にいてぐっときません。
人材不足
野手では一時期にホープと目された鈴木はしかし右肩下がりで、二軍で200打席近くを.270と悪くもありませんがそこまでの魅力もありません。
それなりに足があって守れてでも打率は低い、そんなところでは平沢と被ってその平沢が現役ドラフトならどうだろう、いつの間にか左の外野手が減ってはいてでも第二の平沢では意味が無くはあって、それであれば藤田にその分の打席を与えるがよいです。
脚力があるちびっ子路線では川原田ですが今季は二軍戦すら出場が無く、おそらくはロッテのプロスカウトの視界に入っていないと思われます。
昨季は100打席以上で1割台、一昨年は200打席以上で1割台、うん、それならば二遊間にサードとポジションが被る勝又で充分でしょう。
こう見てみると野手は全体的に人材不足で、さくっと遠藤を獲ったオリックスを見習いたくあります。