また値上げだぞ~

食料品や光熱費ではありません、チケット価格です。
前日にコメントいただいたときには何のことか分からなかったのですが、週末に引き籠もっていてシーズンクーポンの値上げの案内を今日に手にしました。
スゲーな、金額にして77000円で割合として40%弱は「昨今の経済環境の下における様々な運営コストの高騰の影響」では説明がつかず、「改めて商品価値を検討」が実際のところでしょう、例えば今季の価格であれば1試合あたり約4300円でSS席の観戦ができたわけで単発買いに比べれば破格です。
これが来季は枚数が変わらなければ1試合あたり約6000円、枚数が減ればもっと単価が上がることになり、お得感はぐっと下がります。
そうでなくてもVS席が対象外となってSS席でも良席とは言えない割り当てとなっていて、この状況までもが変われば現地観戦に気が進まなくなるでしょう。

シーズンシートも値上げ

自分はシーズンクーポンでこの案内でしたが、シーズンシートホルダーにはまた違った案内が届いているはずで、そう、シーズンシートも値上がりします。
既に80万円台とかなり高額となっていたバックネット裏、俗に言うVS席こそ据え置きですが、それ以外は全てが値上げの対象です。
例えばもしシーズンクーポンが廃止となったら候補となるスター・ボックスシート、いわゆるSS席は36万3000円が40万7000円と10%強の値上げで他の席種も10%台前半のアップ、しかし最安のシーガル・シート、コロナ前の二階自由席は16万5000円から22万円と33%と大幅に、シーズンクーポンと同じく安めを一気に引き上げたのだと思われ、かつての自由席は1600円、値上げ後は2200円だったものがシーズンシートでも1試合で3000円はなかなかに衝撃的でしょう。

他人事じゃない

シーズンクーポンもシーズンシートも買ってないから関係ねーや、そう思っているあなた、それはきっと甘いです。
今季の単発買いでゴールド会員価格であれば、シーズンクーポンでもシーズンシートでも平日限定ですがこの値上げされたそれとそこまで変わりません。
つまりは来季に単発買いの価格も上がる覚悟が必要でしょう、休日などは今季ですら酷いことになっていますがもう週末に家族連れで野球を観に行こうなんてのは高級娯楽となって簡単には手が出なくなりそうな、しかし球団がこれほど強気なのは当然に理由があります。
それはダイナミックプライシングでやりたい放題されてもスタンドが埋まる、同封されていた資料によれば右肩上がりですし今季もここまでの1試合平均で26874人を単純計算すれば200万人に迫る勢い、よほどでなければ球団史上最高を更新するのはほぼ確実です。
そうなれば需要と供給の関係で価格が上昇するのは市場原理としては正しい、それについていけない自分などはこぼれるしかないのでしょう。

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