壮大なる仕込み

中盤戦まではほぼとんとんだったのに以降は一方的にやられまくって、壮大なる仕込みが着々と進んでいます。
これで明日に胴上げだ!と期待させておいて落とすのか、それとも与し易しと思わせてCSでやり返すのか、知ったことではありません。
それにしても弱い、最終回の一発で1点差まで迫りましたがチャンスにあと一本が出なかったからこそ追い付かない程度の反撃に終わったのは先日の繰り返しで吉井監督も「課題」を繰り返して、いやいや、それが分かっていてなぜこのスタメンで9人野球なのか、理解に苦しみます。

例によって糞詰まり

そんな打線は6安打ながらも三回、五回と追い付けるチャンスがあって、しかしいずれも山口が打ち取られました。
一打席目には内のボールを上手くレフト線に運んだだけにこのあたりは巡り合わせと思うしかないのか、結果的には無駄打ちです。
七回には荻野が18打席連続ノーヒットに仕留められて、15試合連続ヒットからたかが1試合のタコで岡が欠場となりこの荻野、今月に30打数3安打の藤原、今日はマルチでしたがやはり今月は19打数1安打の佐藤都を並べるってのはやっぱりおかしい、きっとこれも仕込みの一つに違いありません。
その七回は結果的に走者を進めることにはなりましたが無死一塁で佐藤都、藤原がただ打つだけ、代打も出さず、さすがに萎えます。
五回のそれはセーフティーだったため藤原の判断だったのかもしれませんが一死であってもバントをして三回はやはり無死一塁でバントをさせろよ、そもそも今の藤原にスタメンが疑問ですが出すのであれば無死でも一死でも走者がいればバント、中村奨と同じでよいです。
そう言えば中村奨が欠場しましたが茶谷が守りでもバットでも不在を感じさせず、でも藤原を使ったのですから調子を見ての欠場ではないのでしょう。
詰まるところ入れ替えたいと思える野手がいないのが悪いのか、にしても吉井監督が決めているって話がありますが金子参謀、福浦ヘッドともども不満です。
あ、安田はもう率は無理ですがホームランは緩やかな成長曲線を維持したい、あの左中間に放り込めるのであれば二桁アーチはいけるはずです。

小島は微妙

小島はいきなり初回に先制を許して六回を投げきれずに、1ヶ月半ぶりの黒星です。
立ち上がりはとにかくボールが浮きまくって上手く右に運ばれて、しかし二回以降は別人のように、エンジンのかかりが遅いです。
実はこれは哀しいかなデータどおりで初回の失点はそこそこ多め、そして一番に多いのは五回でこれがなかなか長いイニングを投げられない最大の理由でそして次に多いのが六回、今日は五回を凌ぎましたが六回に躓いて、きっかけは四球ですから今日は悪めの小島でした。
それでも106球ではあれどこれまでであればこのイニングは続投だったでしょう、不思議なところで黒木コーチがマウンドに向かったため何か異常とまではいかずとも違和感のようなものをベンチが感じていたのかもしれず、現時点でそれについての情報はありません。
あるいは早めの傘だったのかもしれませんが突っ込んだのが国吉となれば違うかな、いくら屋根があっても国吉の傘では怖すぎます。

さて国吉

どんなピッチングを披露するかとちょっとワクワクしていた国吉は、国吉でした。
本家が低迷しているからでもないでしょうが制球が安定しかけたキャッチボール投法はやや小さめに、そしてボールはばらけます。
ストレートの数字はそれなりにありましたが見られたらしんどそう、一時期のイップス疑惑は払拭したにしてまだまだです。
今回の昇格はトレード、現役ドラフトへのお披露目の意味合いとも考えていますが他球団のスコアラーにどう映ったか、気にならないはずがありません。

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◆9月19日(火) オリックス−千葉ロッテ21回戦(オリックス13勝6敗2分、18時、京セラドーム大阪、29,111人)
▽勝 東 9試合6勝
▽S 平野佳 39試合3勝2敗26S
▽敗 小島 22試合8勝5敗
▽本塁打 安田8号(平野佳)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、国吉、岩下—佐藤都
オリックス 東、阿部、平野佳—若月

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