ため息が聞こえる

組織だった応援が無いためにスタンドの拍手などが中継でも聞こえますが、今日はため息がダイレクトに伝わってきました。
歓声ならまだ分かりますがため息があれだけ重なって大きくなるとは発見で、二回、三回、五回と先頭打者の出塁をぶっ潰すゲッツーでのものです。
それならばと走ってみればここまで成功率10割の岡が刺されてしまい、為す術もない零封での惨敗でした。
さすがに週末はソールドアウトのようですが平日は現地での一部指定席引換券との交換でもいけそう、それであれば天気を気にすることもありません。
自分としては助かりますがチーム状態が悪いからこそで素直には喜べず、予約をしないとチケットが取れなければそれはそれで財布が傷みますので複雑です。
ちなみに長椅子のように見えたので外野席だったのか、5000人上限で閑散としたスタンドに寝そべるロッテファンに川崎球場を思い出しました。

種市はさほど悪くはなかった

ここまで全てにQSだった種市がいきなり初回に5失点、6回途中で12安打8失点ですのでもちろん酷い結果でしたが、さほどに悪くは見えませんでした。
ストレートの走りがもうひとつな感じでしたが前回のプロ初完封が出来すぎでコントロールはあんなものでしょう、甘いところに入ったボールを見逃さなかった内田のパワーを誉めるしかなかったかなと、プロテクトから小野が外れたのですからもし内田もそうであったのであれば惜しかったです。
種市が反省して次に活かさなければならないとすれば六回に鈴木大、茂木を歩かせたことで、初回もそうでしたが二死までいきながらの詰めの甘さです。
またしても鈴木大に3安打を浴びましたしチームとしてさすがに恥ずかしい、内を突くところからもっと踏み込んで胸元をえぐりましょう。
その種市が短めで消えたことで永野がプロ最長の2回1/3を3安打零封、ほぼ地元限定がもったいないピッチングを見せてくれました。
今日も思っていたほどにストレートにスピードがありませんでしたが、それでも右打者にクロスファイヤーで食い込む軌道は大きな武器になります。
スライダーもいいコースに決まっていましたし、次は大阪遠征ですがその次は2週続けて地元ですから明日に抹消して最短でまたその姿を見せてください。

腕だけのスイングばかり

種市が抑えてもどのみち4安打しか打てず、それで悔しい思いをしたと考えれば炎上で割り切れるとはただの言い訳です。
雰囲気はあるのですが福田秀が左腕に全くバッティングができずに外のボールに腰が入らない腕だけのスイングで、それはレアードも似たようなものでした。
それだけ塩見がいいコースに投げていましたしバッテリーの配球勝ちでしょう、あれではなかなかヒットは打てません。
ただそれにしてもレアードが重症で昨季も終盤のスランプから抜け出せないままに終わりましたから、思い切って抹消するのも手です。
せっかく菅野が台頭をしかけているのに左腕だからと外すのは調子を狂わせる要因の一つとなりそれではあまりにも惜しく、それであればレアードの代わりにDHで使ってくれよと、今日はその左腕でも藤岡のスタメンだったのですから菅野にも我慢と慣れが必要です。
そんな高給取りに対して安田がしっかり振っての逆方向へのヒットは気が付けば右左にさほどに差が無くなり、打率も2割5分に近づいてきました。
今や打線では井上とともに数少ない「見てみたい選手」ですのでこの成長が嬉しく、今後にどうあろうとも規定打席到達はベンチの使命でしょう。
そして第二、第三の安田を生むためにも六回から代打攻勢とすべきでしたがそれでも各々に打席がありましたので、数少ないチャンスを血肉とするのみです。

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◆8月1日(土) 千葉ロッテ−楽天11回戦(楽天8勝3敗、17時、ZOZOマリン、4,967人)
▽勝 塩見 6試合2勝3敗
▽敗 種市 7試合3勝2敗
▽本塁打 内田5号(種市)

▽バッテリー
千葉ロッテ 種市、永野、小野—柿沼、佐藤
楽天 塩見、シャギワ—足立

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