ロメロ初陣を飾れず

ロメロはNPB復帰後の初登板初先発を白星で飾れませんでした。
負けこそしませんでしたが五回途中でのKOで91球、5安打5四球2失点では先発の責任を果たせたとは言えません。
球威はあるのでしょうがストライクとボールがはっきりしていて、無失点だった三回までも球数がさほど多いわけではなくもやたらテンポが悪かったです。
自分的には前のカードから一転して評価だだ下がりの加藤のリードも足を引っ張ったような、あれだけ見た目の荒れ球であれば打者に恐怖感を与えることもできただろうと、実際にぶつけてしまったかもしれませんが、外を要求してその外のボールを逸らすよりはマシです。
それでも中6日でまた投げさせるとのことですから来週は5試合なので飛ばされるのは鈴木になりそうで、それであれば抹消すればいいのにフローレスが二軍落ちはもったいなく、ここのところ先発が早めの降板でロングもできるフローレスを外す余裕があるのか、そこに陳冠宇の冷遇が被ります。

ハーマンは見切りが肝要も・・・

一軍の外国人選手枠の問題があるのでハーマン>フローレスとしたのでしょうが、そうでなくても誰か一人をベンチ外にする運用をしていたのですからロメロが投げる試合にフローレスをそれとすればよいだけなのに、そして残したハーマンが前日とは打って変わって仕事ができませんでした。
申告も含む2四球に決勝タイムリーツーベスは連打ではないので代えるタイミングが難しかったにせよ試合中に修正するのが不得手なのはこれまでからして分かりきっていたことで、しかし今週は勝利の方程式が過負荷で今日は国吉、佐々木千がお休みとなればその選択肢が無かったのでしょう。
そうでなければ五回に東妻ではなく田中を突っ込んでいたはずで、その東妻、小野が繋いだだけに最後の詰めとなるハーマンが躓いたのが残念至極、逆に言えば上手くいっていれば大笑いでしたがそこまで世の中は上手くできていないということなのでしょう、もやもやしますが仕方ありません。

五番が穴に

打線はスチュワートの荒れ球に的を絞れず苦労するもそれでも先制、追いつかれれば高橋礼を攻めて勝ち越しと先手先手でしたが、それ以降は沈黙でした。
六回以降は1安打でしかなく、その貴重な走者が代走の和田で盗塁死はソフトバンク贔屓の実況、解説がセーフとしていたものがリクエストでひっくり返ったのは前日のお返しか、2点ビハインドの九回で走るってのもどうかとは思いますが、いずれにしても冴えない終わり方です。
それにしても日替わり五番が機能せず、一昨日と今日に五番に入った佐藤都はノーヒットで昨日の山口の1安打のみで穴となってしまっています。
若手にチャンスを与えるのはいいですが五番である必要があるのか、と思いつつも他に名前が出てこないのもまた現実で、しかし一番から四番までは活況なだけに五番の体たらくが際立ってしまっていてマーティンを待つしかないのか、そのときは五番に藤原を試してみましょう、二番よりはまるかもしれません。

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◆8月22日(日) ソフトバンク−千葉ロッテ16回戦(7勝7敗2分、13時1分、PayPayドーム、0人)
▽勝 笠谷 10試合2勝2敗
▽S 板東 23試合1敗1S
▽敗 ハーマン 32試合1敗
▽本塁打 栗原12号(ロメロ)

▽バッテリー
千葉ロッテ ロメロ、東妻、小野、田中、ハーマン—加藤、田村
ソフトバンク スチュワート、高橋礼、嘉弥真、津森、松本、笠谷、板東—甲斐、高谷

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