恒例の推しメンです。
推し方は人それぞれで自分はどちらかと言えば主力としての活躍よりも若手や控えがぐいっと伸びてくるのに期待をしてのセレクトとなる傾向があって、今季も大きく踏み外してはいませんがしかし中心選手も充分にありえる、そうあって欲しい田中晴を推すこととしました。
昨季に高卒二年目ながらデビュー戦を5回零封で飾り次戦に5回5失点は自責ゼロでプロ初勝利を手にして、4試合20回で防御率1.80は素晴らしいの一語に尽きます。
今春もプレシーズンで3試合12回を1失点と順調そのもの、一足早く開幕した二軍で開幕投手は2試合11回1/3を5安打14奪三振零封と格の違いを見せています。
W佐々木の後継者
昨季は白煙王子として佐々木千の穴を埋めて、今季は先発として佐々木郎の穴を埋めて欲しい田中晴です。
球速は及びませんがそれでも150キロ台を普通に投げてコントロールも悪くない、力感のあるピッチングは見ていてほれぼれします。
そのストレートを軸にスライダー、フォークとオーソドックスな組み立てはどれもが高い質を誇り、マウンドでの挙動にも落ち着きがあって次世代エース候補筆頭の敵は未知なる半年のペナントレースでしょう、権利を残す新人王を目指すもフル回転とはならないかもしれません。
吉井監督の100イニング指令は裏を返せば規定投球回までは考えていないっぽく、西野らベテランと絡めて適度に間隔を空けての起用にもなりそうです。
勝ち星というところでは打線の援護があるかどうか、昨季は勝った試合こそ大量援護がありましたが以外の5回零封を2試合で1点しか取ってもられませんでした。
答え合わせ
昨季に推した中村稔はもうひとつでした。
前年と同じ17試合で防御率3点台後半は安定感に欠いて、半数以上の10試合が複数イニングで重宝はしたものの投げてみないと分からないのが変わらないままにロングが多いにしても失点が7試合ではベンチの信頼を得るには至らず、その流れのままにこの春もピリッとせず二軍スタートが濃厚です。
このまま殻を破れないままに終わってしまうのか推しメンに二年目のジンクスで羽ばたくのか、結果によってはこのオフに動きがあるかもしれません。
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