困ったときの朗希頼みとばかりに今日もサンスポとニッカンの一面を飾って、逆に言えば佐々木朗だけです。
踏ん張る先発陣や松川などはいますがチームが勝ってこそ取り上げられる選手たちで、今のチーム状態であれば個としての佐々木朗以外は目立ちません。
今日も小島がギリギリ最低限の仕事はしましたが打撃陣がルーキーを仕留めきれず、あれはエラーだろの安田に珍しくも松川が大きく弾いて足を引っ張り、田中靖が致命的な失点をして、そして所沢から肩を落として帰るロッテファンの姿が目に浮かぶ見事な五段活用でした。
点の取られ方が・・・
小島は6回7安打と毎回のように走者を背負っての苦しいピッチングはそれでも3失点ながらも自責は2、左のエースであれば味方のエラーがあったときこそ踏ん張って欲しいとは思うものの、しかし責めるのは酷でしょう、またしても白星に手が届きませんでした。
ただ先制してもらった直後の失点と流れを断ち切ってしまったのは自らの問題ではあり、山川が上手く打ったと言ってしまえばそれまでですが狙ったところに投げられなかったのは確かなところで、ここまでそれほど打ち込まれているわけではないのに勝てない理由の一つでしょう。
結果的には今日も被弾で負けたわけで、本前の3失点ソロ3本も異様ですが小島の3被弾が全て試合を決めるものというのも困りもの、困りものです。
とは言えちょっとした風向きが変われば勝ち星が転がってきてもおかしくはないピッチングだけに、辛抱強く投げていくしかありません。
しっかり
もう口癖なのでしょう、今日も試合後の井口監督の口から発せられたのは「しっかり」です。
いつもノーノーを心配していたときに比べればマシですがあと一本が出ないのはそれはそれでストレスが溜まり、なかなか鬱憤を晴らせません。
ようやくセンターに慣れてきたのか二度の好守を見せた高部はしかしバントを失敗したり飛び出して刺されたり、山口の打球が抜けずにゲッツーとなる不運が重なって追い付くチャンスを逃してしまい、決定的な失点は田中靖のワイルドピッチだったりして、そりゃ勝てないのも必然なのでしょう。
岡でもなく三木でもなく左腕に安田、福田秀を並べたのはよいですが二人で5三振、特例2022には陽性、濃厚接触者に加えて体調不良も適用されるらしく藤原がそれで抹消されて広がる懸念は無いのか、不謹慎ながらもちょっとチームとしてのお休みがあってもよいかと思ってしまう暗黒のGWです。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 8 | 0 |
西武 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | X | 4 | 9 | 1 |
◆5月3日(火) 西武−千葉ロッテ6回戦(3勝3敗、13時、ベルーナドーム、21,592人)
▽勝 佐藤 5試合2勝3敗
▽S 増田 12試合7S
▽敗 小島 5試合3敗
▽本塁打 山川10号(小島)
▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、小野、田中靖—松川、佐藤都
西武 佐藤、本田、平良、増田—柘植