日差しはあったようですが風も強くて寒そうな中、平日で、でもお高い試合に駆け付けた阪神ファンにおもてなしです。
いや、実力かな、あっさりとオープン戦の初勝利を献上と相成りました。
ここまで1つも勝てず9連敗の阪神が注目をされていましたが実はロッテもオープン戦での勝利は1試合だけ、練習試合でもNPB以外と楽天戦を除けば白星に縁遠かったのが現状でいい加減に勝ちにもこだわらなくて大丈夫かよ、結果的には進塁打になりましたが1点ビハインドの六回無死一塁の岡強攻が引っ掛かります。
ここまで.128、オープン戦でも.154でしかない中村奨のサードにこだわる割には他のポジションはまだ方向性が定まらず、もう開幕まであと半月ちょっとです。
守乱
その試行錯誤の一環なのでしょうが今日もポランコがレフトを守って途中からNPBを相手に初実戦の石川慎、見事にやらかしてくれました。
強風の中で覚束ない動きながらポランコがそれなりだったのに対して石川慎は分かっちゃいるけど酷かった、後方の打球に追い付けないかと思えば正面の打球には前に出て慌てて下がってグラブに当てながらも後逸は記録がヒットなのにビックリ、あれはさすがに捕って欲しかったです。
お約束のバッテリーミスもあって結果的に野手陣は打てない守れないとどうにもならず、これどうにかなるのかな、打てないならせめて守ってくれよと願います。
貧打
はい、今日も打てませんでした。
伊藤将、村上と厳しどころが相手ではあっても僅か5安打に抑えられて外野にほとんど飛ばせず、ロッテファンの体感温度は氷点下だったかもしれません。
角中が変態打法で渋くマルチヒットだったのと山口が引き続き好調なのが心の支えで、それでも山口は開幕までに1本でいいから放り込みたいかな、それか開幕後の早いうちにホームランが打てればいいですが周りがこれだけ打てないと俺が、と焦って狂いが生じるのが怖いです。
今日に入団会見のソトがいつ合流できてどれぐらい打てるのかが未知数なだけに期待はしても計算はできず、そして吉井監督の意固地も恐怖です。
聖域
メルセデスは3回1安打1失点、2カード目の先発がほぼ決まりでしょう。
田村とのバッテリーで珍しくも右にも左にも内を多めに使ってストレートの走りがよさげでしたし、先頭を歩かせてど真ん中を打たれる失点の仕方があれではありましたが常に抑えられるわけではありませんし、そして求められるのはC.C.ロメロが確実な中での忍耐力です。
それにしてもこの時期に3回48球での交代ってどうなのよ、こちらもまだ競争中で投げさせたい投手が多いってのも分かりますがそれともまたメルセデスには長いイニングを投げさせるつもりが無いのか、リリーフ陣が盤石という状況でもないだけにそこに負荷をかける起用法はぐっときません。
2回零封の二木はどうだろう、とっちらかっていたのと球威が感じられずこの状態では頭であれ中であれ開幕一軍は難しいかもしれません。
クリーンアップをきっちりと抑えて次の回に失点した田中晴は気にする必要は無い、捉えられてはいたもののあれだけ実質エラーが続けば持ち堪えられなくても誰が責められよう、二軍でローテを守って次に期す、吉井監督の期待に応えて夏前にも一軍でプロ初登板初先発を待ちます。
澤村は内野安打2本にエラーでの失点はそりゃ止められたらそれは奇跡でしかなく、詰まった打球が多かったのを成果と考えたいです。
中村奨と同じくよほどでなければ立ち位置が変わるとも思えない益田には頑張ってくれよと、サンクチュアリにはもうそれしか言い様がありません。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
阪神 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 2 | 6 | 11 | 0 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 1 |
◆3月13日(水) 千葉ロッテ−阪神1回戦(阪神1勝、13時、ZOZOマリン、12,373人)
▽勝 村上 3試合1勝1敗
▽敗 田中晴 2試合1敗
▽バッテリー
千葉ロッテ メルセデス、二木、田中晴、澤村、益田—田村、佐藤
阪神 伊藤将、村上—坂本