井口監督が退任を発表しました。
続投になるとほぼ諦めていましたのでそのこと自体も驚きでしたが、最終戦セレモニーの挨拶の中でのそれにはビックリです。
そうなると先日のあれは観測気球で反発の強さに慌てた球団が因果を含めて実質の解任なのか、それとも井口監督がやる気を無くしたのか、公式サイトは「辞任」としていますが報道を信ずれば就任時の3年契約に続いての2年契約の2年目ですから辞任でもなく解任でもなく契約満了に伴う退任が正しい表現なのでしょう、井口監督も退任としていたような、どうあれおそらくは球団としても井口監督としても不本意な結果になったように思えます。
河合オーナー代行兼球団社長も
ニッカンによれば試合直前に話し合いの中で決まったとのことで、そして河合オーナー代行兼球団社長も退任はこちらは辞任が正しいのか、後始末をしてからの退任なり辞任なりだとは思いますが、どうあれ球団のトップと現場のトップが同時にいなくなるのですから激動のオフとなります。
もしこの直前が本当であれば発作的なものである可能性があり、続投に反対していましたので自分的にはよかったと考えますし納得もしていますが、しかしお家芸のドタバタが始まる予感が当然に、長くロッテファンをやっている人には胸騒ぎが起きていることでしょう。
球団に残るか残らないか
井口前監督が、ここからはこういった表現となりますが、GMなど何らかの形で球団に残るか残らないかで話はかなり変わってきます。
もし残るのであれば大まかな方向性はそのままにソフトランディングとなり、「Vision 2025」への言及もありましたから無いわけでもありません。
しかし残らない場合はコーチ陣は一掃されるでしょうし中村奨、田村、藤岡、平沢ら選手への影響も出てきそう、ここにきてこれみよがしに中村奨をDHに、池田をセカンドに起用して「ショーゴは来年はいないよ」と示唆したようにうがってみたりもします。
次期監督は誰だ
河合オーナー代行兼球団社長までもが退任ですから時間はかかりそうですが、こちらも井口前監督がいるかいないかで話は変わってくるでしょう。
いるのであれば待望論も強い鳥越二軍監督の昇格が走り出しそうで、いなければ今年になって存在感が高まりつつある清水直を中心に回りそうな気がします。
間違っても福浦監督にはしないよう、もしそんなことになれば球団はマネージメントを経験させずの引退即兼監督に反省が無く懲りていないことになります。
落ち着いていこう
そのあたりも含めてスポーツ紙、タブロイド紙があれこれネタを提供してくれるでしょう。
ファンの間でも侃々諤々になると思われ、今日は声出し応援をやったり挨拶の途中にブーイングが、退任の言葉に歓声と拍手があったりもしてさすがにどうよ、そんなたがが外れたような一日となりましたがそういったカオスな状況ではなく落ち着いて考えていきたいです。
ここから受け止め方や考えが変わってくるかもしれませんが、まずはつらつらと、井口監督の退任についてのファーストインプレッションでした。