機関銃では敵わない

二桁安打なので拳銃から機関銃にしてみましたが、どれだけ撃っても長距離砲には敵いません。
ヒットの数は11本と13本で2本しか違いませんが得点差は6もあって零封負け、長打の数がそのまんまになってしまいました。
14残塁に「監督がヘッポコなので」と打順の並びを自嘲した吉井監督ですがそこではないかな、キャプテンを除いて先発全員安打は「このヒットがあの打席で出ていれば」というシーンがあったにせよ決める力が足りないのは気持ちの弱さも原因の一つでしょう、節目の100試合で100通りでは役割への意識が育ちません。
オリックスが山本で負けてもどこか別の世界の話でむしろソフトバンクが勝ったことが気持ち悪い、そして楽天との差もオリックスの差と同じです。

お粗末くん

それにしても1点を取るのがこんなに難しいのか、1本が出るのに苦しんでいたときに比べればマシですがそれにしたってお粗末すぎます。
初回は一死満塁、二回は二死一二塁、四回は一死二三塁、五回は一死一二塁、七回は無死二塁、八回は二死一二塁、これだけ得点圏に走者を進めながらも誰一人としてホームインができないってどういうことよ、たまに映る吉井監督が仏頂面なのはそりゃそうでしょう。
大事なところで外野フライも打てないかと思えば点差が離れているのはあっても無死一塁でポンポンと簡単に打ち上げる、勝負どころでは肩に力が入ってそうでないところでは何も考えていない、いや、常にただバットを振っているだけか、そう誹られても抗弁はできないであろう無駄打ちの山でした。
カードが始まる前に「ポンセがきたら面倒くさそう、初顔にやられる恐怖感」としましたが、明日は先発でも中継ぎでもロッテ戦が初めての根本です。
例によっての守りの破綻は希望どおり三番スタメンの角中は石川慎と同じくトレードオフの覚悟があってのものであっても安田のそれは監督がヘッポコかな、安田は安田なりにゲッツーのための体捌きで逆シングルで捕りにいったのでしょうが所詮は付け焼き刃、覚束ない動きのイメージでGG賞が遠ざかります。

あっと言う間

失点はこんなにも簡単なのか、あっと言う間の森でした。
ストレートに力がありましたし解説者が攻略が難しそうと警戒した立ち上がりが二回に一気に4失点、先頭への四球が痛かったですが逆方向に上手く合わされてそこまで甘いコースでもなかったですし上川畑には低目を拾われて、そしてパカパカ長打が出る相手打線に森は気が滅入ったでしょう。
甘くはなかったですがボール1個から半個ぐらい狙ったところに投げられなかったか、一軍に定着するにはそこが課題となります。
ただあそこまで簡単に運ばれると内を多めに使う幅広いリードながら傾向を読まれてるんじゃね、と思ったりもして、それほど相手のタイムリーはここぞでした。

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千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 11 2
日本ハム 0 4 0 1 0 0 0 1 X 6 13 1

◆8月16日(水) 日本ハム−千葉ロッテ18回戦(ロッテ11勝7敗、18時、エスコンフィールド、27,737人)
▽勝 ポンセ 5試合1勝4敗
▽敗 森 5試合1勝3敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 森、中村稔—佐藤都
日本ハム ポンセ、福田俊、石川、北浦—古川

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