マジで吉井監督は143通りを狙っているのか今日は山口を四番に据えて、その山口が3安打3打点と大活躍でした。
前日のポランコの一発は安田なんかもその傾向がありますが打った瞬間にそれと分かるアーチが多いのに対して山口はレアードに近い、もちろん豪快に放り込むのも多いですが体勢を崩されてでもあれが入っちゃうのと、師と仰いだ山川よりも柳田寄りにも思えます。
値千金のスリーランはバットの先っぽで体も倒れながらしかししっかりと振って、こういう打者が四番として適任なのでしょう。
率も2割に乗りましたし昨季も6月を終わったところではまだ5発とスロースターター、ここからのリカバリーはまだ余裕で間に合います。
髪型髪色をよくイジりますがキリリと眉毛も凜々しく、牽制で刺されましたが茶谷のボーンヘッドで外野守備もスタンドがどよめいたものの無難にこなしました。
岡が元気
その山口がライトでポランコがレフトはメルセデスからすれば恐怖だったでしょうが、中村奨がDHだったことで押し出されました。
今月はバットが湿って前日には拙守もあって、お疲れモードとみなされての措置なのかもしれません。
ただ今日も快音は聞かれず当てるようなスイングは超低空飛行だった4月を思い出させて、先月に打ちまくっただけに急降下がしんどいです。
そしてセカンドには池田ではなく茶谷はやはり池田の薬指がまだまだなのでしょう、スローイングの機会が少ないファーストでの起用となりました。
打撃ではバットを振り抜けているため痛み止めの注射などをしているのかもしれませんが核弾頭としての仕事をこなして、追加点の2点タイムリーはサードゴロかと思ったら村上のグラブの下を抜けていってヤクルトファンが嘆いていそうですがそれも振り切っての打球速度があったからこそでしょう。
そんな池田に核弾頭を譲りましたが岡は今月に3割を超えて、昨日もありましたし今日の一打席目のような脱力感いっぱいの見逃し三振もありますが地味にキャリアハイなシーズンになりそうな予感が、自分の推しメンはそのシーズンではなく翌年に花開くケースが少なくありません。
ZOZO初勝利!
メルセデスは7回2安打零封で巨人時代にZOZOマリンで勝ったことはありますが、地元としては初勝利です。
五回までノーヒットで66球はどこまでいくかと期待しましたが20人目の山崎に初ヒットを打たれて七回には先頭打者の出塁を許してしかしいずれも後続を断って、防御率もまた1点台に戻して新助っ投がもうひとつの原監督は地団駄を踏んでいるかもしれません。
ジャッジに不満があったようでそれでもジェントルマンで怒ることなく笑顔で処して、例によってテンポよく付け入る隙を与えませんでした。
前日のこともありどうするのかと注目した七回を80球からの続投で終わってみればジャスト100球、本人とロッテとがwin-winの移籍が喜ばしいです。
二番手の西村は山口の一発の前に決まっていたのだと思われ6点リードではもったいなかったですが松永に並ぶ21試合連続無失点の球団記録を打ち立てて、西村と言えば四球で崩れるのがお約束でしたがまるで別人のように頼もしく、来週あたりに記念グッズの発売があると予想します。
余談ですが・・・
ゲームセットで監督コーチ選手が一列に並んでのスタンドへの挨拶って止めたんでしたっけ、今さらながらやっていないことに気が付きました。
バッテリーや守っていた野手を迎え入れてその流れでライトスタンドにお辞儀をして、バックネット裏がないがしろなのは相変わらずです。
牽制へのブーイングがあれこれ話題になっていますが今日は指笛が響き渡ってあまり気持ちのいいものではなく、耳障りでもあり止めてもらいたくあります。
そしてあれだけ空席がありながらも2万超えの発表はチケットを買いながらも足を運ばない政治資金パーティーのようなものなのか、お大尽が羨ましい。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 |
千葉ロッテ | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 | X | 6 | 9 | 1 |
◆6月7日(水) 千葉ロッテ−ヤクルト2回戦(1勝1敗、18時、ZOZOマリン、23,633人)
▽勝 メルセデス 9試合2勝3敗1S
▽敗 高橋 6試合2勝3敗
▽本塁打 山口4号(今野)
▽バッテリー
千葉ロッテ メルセデス、西村、横山—田村
ヤクルト 高橋、大西、今野、尾仲—中村、古賀