ツケに負けた

寝る前には23時から降り出す予報が起きれば21時ごろに傘マークが、家を出るときにはそれが19時まで広がってそして試合開始とともに雨が落ちてきました。
それほど大粒の雨ではなかったですが10メートルを超える風に舞って鬱陶しく、そして寒い、耐えかねて四回でコンコースに撤収してモニターを見ているって何しに行ったんだろう、競った試合は終盤に壊れて帰り道でも雨に濡れて6500円を払ってのちょっとした拷問です。
そんな今日はなぜか佐々木朗が円陣に加わって「お前ら、いい加減に仕事しろよ」とカツを入れるためかと思いきや、マッチデーのスポンサー様とは格が違うとばかりにこの人の始球式のために召喚されたっぽく、最後までいたのかしら、どういう気持ちで試合を見ていたかを聞きたかったりもします。

美馬は悪くない、かな

期限を決めない放牧から戻ってきた美馬は7回途中まで4失点、数字だけを見ればピリッとしませんがピッチングとしては悪くもありませんでした。
四回に先制されたのは二者続けての四球とそこまで無難に抑えていたところからの突然の乱れはもちろん美馬のせいで、それでも次の打者を注文どおりに内野ゴロに打ち取るも中村奨が濡れたボールが滑ったか手に付かず併殺を逃してしまい、ここで処理できていれば失点は防げた痛恨のお手玉です。
タッチプレーを避けるためか一塁走者が途中で止まったことで1つのアウトを取れて記録はただの内野ゴロ、しかし池田の打球をやはり滑ったか取りこぼした長岡にはエラーが付いたわけでプレーとしては中村奨のそれも実質エラーでしょう、7回途中までを2失点と考えれば先発の仕事はしてくれました。
86球での七回続投も引っくり返す前からベンチ前に出てきていたので予定どおりであったにしても、六回にピシャリと簡単に抑えたためではなく前のカードで二度の延長戦などリリーフ陣が大忙しだったツケでそうせざるを得なかったとしか思えず、ここでも気の毒な美馬だったりもします。
雨風に顔をしかめながらもその風の影響もあってかスライダーの曲がりは大きくカットボールは小気味よく沈んで、次こそは今季初勝利といきたいものです。

マッチポンプの応酬

どん底状態のヤクルト、そして負け先行の小川にさくっと勝ちたかったですが、打線は一時に勝ち越すも終わってみれば力負けでした。
右手薬指にテーピングをしてスタメンに復帰した池田がどうしたって追い付けない打球にスライディングキャッチを試みて逸らしたサンタナのアシストもあってのスリーベースを起点に逆転したときはコンコースに拍手がわき起こって、しかしその後はため息ばかりです。
やらかしたサンタナはとどめの一発を叩き込んで、そう考えれば中村奨も同点の犠牲フライでしたからマッチポンプの応酬でした。
突き放す一打とはならなかった岡の頭上を逆転打が越えていったのもどこか因縁めいていて、珍しく走ったかと思えば刺されて、とにかく上手くいきません。
打撃陣の見どころはポランコの一発ぐらいだったか、当たれば飛んでいくのを見せ付ける壁がなければきっと場外までいったと思われあそこまでのものは久しぶりに見せてもらいました、とは言え150メートルでも90メートルでも一本は一本でしかなくやはりもちっと率が欲しかったりはします。

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ヤクルト 0 0 0 2 0 0 2 2 4 10 10 1
千葉ロッテ 0 0 0 1 0 2 0 0 0 3 6 0

◆6月6日(火) 千葉ロッテ−ヤクルト1回戦(ヤクルト1勝、18時、ZOZOマリン、22,768人)
▽勝 小川 10試合3勝5敗
▽敗 美馬 4試合4敗
▽本塁打 ポランコ7号(小川)、サンタナ6号(岩下)

▽バッテリー
千葉ロッテ 美馬、坂本、岩下、八木—田村、佐藤都
ヤクルト 小川、星、清水、丸山翔—中村、古賀

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