オズナかオスナかオスーナか

メキシコの地元メディアが2019年のメジャーセーブ王のオズナのNPB移籍を報じて、そのときにヤフコメなどでは「阪神に来て欲しい」「巨人では」「ソフトバンクだろ」とそれっぽい憶測が流れましたが、今日に各紙が一斉にロッテが調査と報じています。
オズナだったりオスナだったりオスーナだったりと表記が一定しないのはロサのときのよう、しかしロサでは足元にも及ばないほどの大物です。
NPBへの可能性は4月にも報じられていて、その記事によれば以前の暴力事件でMLBへの復帰は難しいと、かつてのセーブ王も昨季からメキシカンリーグで投げていて今季は12試合で6セーブ、13回1/3で6安打15奪三振2与四死球と被弾癖は気になりますがメジャー時代の数字も含めて奪三振力があって四球で崩れるタイプではなさそうな、名も無き球団関係者ではあれど「調査はしている」とニッカンが明言しているので可能性はそこそこあるのでしょう。
唐川がほぼ今季絶望で国吉にはイップス疑惑が、佐々木千も復帰したと思ったら炎上で抹消されて益田は不安定、となればオズナ、とりあえず多数決でオズナとしておきますが、額面どおりに働いてくれればリリーフ陣が安定するのは間違いなく、27歳と若いのも魅力的です。

外国人選手枠が立ちはだかる

とは言え、外国人選手枠がそこに立ちはだかります。
現状はロメロ、ゲレーロ、レアード、マーティン、エチェバリアの5人体制で、ロメロが先発する試合は誰かがベンチ外となっています。
先日に打たれましたがそこまで13試合連続無失点と形になりつつあるゲレーロに代えてのオズナであればあまり意味がありませんし、かと言って打線と噛み合わなくもロメロを外す余裕も無く、藤岡の復帰を見越してエチェバリアを外すのか、不振を極めるマーティンを見切るのか、どれも簡単な話ではありません。
そもそもリリーフ陣で壊している試合も多いですがそれ以上に超絶貧打、永久凍土打線で落としている試合がもっと多いわけで、投手3人、野手2人の体制がよいのかとの議論も出てくるでしょう、むしろ獲るべきは大砲候補であるべきとの考えも当然にあります。
ここまで報じられて流れるとすれば大金を要求されるかこのあたりの事情での断念か、もし後者であれば代わりに野手を獲ってくれよと、どちらにせよ編成が手をこまねいているのではなく何らかの動きをしていることが分かったのが、今回の報道での最大のポイントではないかと喜んでいます。

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