獅子を狩った金でハムを買ってすっからかん

買って、ではなく勝って、だったら大金持ちなんですけどね。
せっかく西武を叩いて稼いだ貯金4を日本ハムにそのまま渡して上納かよ、貯金を吐き出して北海道まで遠征したロッテファンにはお気の毒様です。
カード初戦の逆転負けで危惧したとおりの酷い結末になってしまい、新庄監督の得意げな笑い声が聞こえてきそうなスイープをさくっと食らいました。
それについて「この流れ作ったのは初戦の私の継投ミス」と吉井監督にその自覚があるのがせめてもの救いですが、しかしこの試合でも首を傾げるような投手起用があってどこまで本音なのかそれとも自分が考えている継投ミスとポイントが違っているのか、もやもやが半端ないです。

どうしちゃったの?

なぜ5点ビハインドの七回に鈴木だったんだろう、プロ初セーブを手にしたばかりの投手が投げる舞台とは考えづらいです。
中3日で調整登板と言えなくもないですがそれであれば例えば西村は中4日ですし国吉もそう、自分であれば二保の2イニングかそれこそ調整登板であれば益田にぴったりの場面だったような、これで次にいきなりセーブシチュエーションに投入した益田が打たれたら笑いしかありません。
ことリリーフ陣の起用については投手コーチのときから過負荷にせず見事な継投を高く評価してきましたがここのところちょっとおかしい、ビハインドでの益田を避ける気遣いは中村奨に対するそれと似ていてらしくはありますがあそこの鈴木にはどうしちゃったの、と心配にもなります。
まさか2イニングで5点をはね返せると意気込んだのか、そうであっても西村でも国吉でもよかったはず、さらには今日で9試合目の鈴木はチーム最多登板です。

突発性・・・

種市は三回まで零封も四回一死から火だるまとなりました。
そこまで抑えてはいながらも吉井監督はストレートの制球に危惧を抱いていたようでしかし種市はあんなものではあって、ただ打たれたのは当たり前のようにストレート、スライダーともど真ん中への失投と言われても仕方のないサービスボールではあります。
二発を浴びた後の失点がさらにダメージが大きくてまたしても田宮ってもう地元の選手はとにかく獲ろうよ、ロッテで活躍できずともやられるよりはマシです。
味方の拙攻に抑えねばと力が入ったのもあるのかなと思ったりもして援護率が2点に満たなければ万波に打たれた時点でジオーバー、分かりやすすぎでしょう。

こじらせた

そもそもヒットを打てなければ話になりませんし、打っても得点に繋がらなければ意味が無い、今日はふん詰まりが炸裂しました。
相手を上回る9安打ながらも見事なまでの4併殺、二回から5イニング続けて先頭打者を出しながら得点圏に走者を進められたのは三回だけでしかしそこでも茶谷がバント失敗とどんだけ攻撃が下手なんだよ、送れていれば田村の足でもあの打球で先制のホームを踏めたはずです。
分業制が極まって完封はおろか完投ですら数えるほどになった昨今に2試合連続完封負けってどうよ、情けないです。
こんな展開であれば終盤に代打で控えに打席を与えればいいのに愛斗のみで大下や和田は地蔵のまま、九回の各打者の四打席目にどういう意味や意図があったのか上田、大下、和田と並べても守りが足りなくなるわけでもなく、スタメンには四打席をこじらせてしまっているように思えてなりません。
このカードに勝ち越せていれば週明けのソフトバンクと地元で首位攻防戦で盛り上がったでしょうに、佐々木が投げるときの継投とともにまったり見守ります。

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千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 9 0
日本ハム 0 0 0 5 0 0 0 0 X 5 8 1

◆4月21日(日) 日本ハム−千葉ロッテ6回戦(日本ハム5勝1敗、13時1分、エスコンフィールド、27,401人)
▽勝 加藤貴 4試合1勝3敗
▽敗 種市 4試合1勝2敗
▽本塁打 万波3号(種市)、マルティネス3号(種市)

▽バッテリー
千葉ロッテ 種市、中村稔、鈴木、二保—田村
日本ハム 加藤貴—田宮

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