夢を見せてはもらいました、しかし夢のままで終わりました。
勢いのままに3点を先制するも追い付かれて勝ち越したら引っくり返されて、あまりにもったいない負け試合です。
残念ながら最大の敗因は継投ミスでしょう、吉井監督もミスと言うよりは思惑が外れたといった感じですがそんなコメントを残しています。
つぶやいているときは気が付きませんでしたがセデーニョも杉本も確かに右より左を打てておらず、しかしセデーニョは.245vs.238で杉本も.249vs.210とそこまで極端に不得手というわけでもなくゴンザレスに至っては.196vs.284と左キラーと言ってもよく、そして中村稔が左を.205と抑えている一方で右には.302と打たれていてデータ対決では中村稔の負に軍配が上がった、データの読み違い、結果的にはそういった形となってしまいました。
ロッテを圧倒的に抑えていた山本があんなだったわけでデータはあくまでデータでしか無いものの、リアルで疑問に思った中森の4球での交代が悔やまれます。
山本を追い詰めるも・・・
その山本に10安打5得点、レギュラーシーズンの山本は二桁安打は11安打の1回だけで最多失点が4だったことを考えれば打線は頑張ってくれました。
初回に連打でバントで送って、三番打者のバントは嫌いですが一昨日からの流れを活かすにとにかく先制点が必須だったため必要悪と割り切って、それに応えてポランコが先制タイムリーツーベースに山口の併殺崩れで3得点は望外の喜びどころの騒ぎではなかったです。
惜しかったのは三回に山本が立ち直れそうで立ち直れない2四球でのチャンスに岡、山口が三振に倒れたことで、ギアを入れた山本がさすがと言ってしまえばそれまでですが、この場面だけではなく全体的に横に甘いジャッジに足を引っ張られた感があったとは被害者根性かもしれませんがシンプルな思いです。
それでも一昨年は4安打完封された山本にここまで手こずらせたのですから明日以降に繋がると信じたい、明日は舐められたのか宮城ではなく田嶋はしかし苦手であるのは苦手で石川慎の出番か、山口は脆いままですがようやくのヒットで茶谷を出すとすればセカンドでしょう、キャプテンに打てる気配がありません。
これがホームアドバンテージか・・・
美馬は三回まで抑えていたものの捉えられた打球が野手の正面だったりしてたまたま感があったのが実際のところで、四回はそれが左右に振れたり不運なタイムリーになったりと平均化されただけかな、球数が少なくて六回はいけるだろうと期待していましたがあれだけ打たれれば四回での降板は致し方なしです。
高低には厳しめのジャッジに苦しめられた気がしないでもなく、持ち球の都合はあれど球審の傾向に工夫が欲しくはありました。
自分はここで左が続くこともあり中村稔と考えたのですが中森がピシャリと、堂々たるピッチングです。
対して中村稔も東妻もオリックスファンの大声援に浮き足立ったかのようで目がキョドっていて、津森あたりも同じような心境だったのでしょう。
中森は甲子園からまだ日が浅いこともあって唐川に近い無表情、イニング跨ぎの中森が打たれたかもしれずよって結果論ではありますがそういった意味でもあの交代がもったいなかったかな、やっぱり、少なくとも同じ打たれたにしても納得感は中森続投が目いっぱい上です。
ブルペンデーねぇ
詳細については例によってこちらをご参照ください。
明日はメルセデスvs田嶋でその記事は見付けられていませんが実況によれば吉井監督がブルペンデーと言ったとか言わなかったとか、これ、メルセデスは怒らないとね、見返して六回まで投げてもらわないとマジで4連投なんてことになってしまうかもしれません。
そしてまさか明日に左腕だからとブロッソーを使うとは思いませんし思いたくもない、抹消して投手を増やすがよいと考えます。
ちなみに悪魔の4連投のためには最低でも1つは勝たないといけないわけで、その1つが明日になるよう心を込めてつぶやきます。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
千葉ロッテ | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 5 | 11 | 0 |
オリックス | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 4 | 0 | 1 | X | 8 | 9 | 0 |
◆10月18日(水) オリックス−千葉ロッテCSFinalS第1戦(オリックス2勝、18時1分、京セラドーム大阪、35,930人)
▽勝 山本 1試合1勝
▽敗 中村稔 2試合1勝1敗
▽バッテリー
千葉ロッテ 美馬、中森、中村稔、東妻、坂本、鈴木—松川、佐藤都
オリックス 山本、山崎颯、平野佳—若月