気持ちが悪い

平沢が抹消されました。
打率.176とアピール不足ってトータルではそうですがプロ初の先頭打者弾にマルチアーチと大活躍の今月に.357でアピール不足も何も無いでしょう、タブロイド紙あたりならまだしも専門メディアを自称しながらこういったミスリードの見出しは失礼千万です。
ブロッソーの獲得で山口が外野に押し出されるケースが増えてかつ荻野、藤原の復帰で外野陣が混雑したのが理由だと思われ、それが数字ではなくイメージと贔屓が先行するのがどうも吉井監督らしくない、1試合にノーヒットだっただけでスタメンを外されてそんな兆候はありましたが5月にかなり我慢をしただけにもったいなくもあり、投資を回収しないままにロッテの平沢が終わってしまいそうな予感に打ち震えます。
そして中5日の種市に「メジャーに憧れてるので中5、中4で投げたい子ですね」って論理のかけらも無く、そして「本人が大丈夫と言っている」の誰かさんと同じくその愚挙の理由を選手に押し付けているようにも思えて、予想外の好結果に探すことはあってもその逆で背中のチャックを確認するのは初めてかもしれません。

手放しでは喜べない

そんな種市は7回4安打零封で自己最多の9勝目、初の二桁勝利にリーチです。
適当に荒れるのはいつもの種市で序盤は球数も嵩んで五回が精一杯かと見ていましたが、バロメータの四球がありながらも中盤をさくっと抑えたことでしかしそれでも中5日で86球、当然に七回で継投に入るかと思いきや続投でヒットは打たれたものの初球打ちに助けられて100球超えを免れたのは僥倖でした。
今日はストレートに力があってフォークもいい感じに落ちていていけると判断したのかもしれませんが、自分は手放しでは喜べません。
これが来季であればまた違った受け止め方をしたのでしょうがトミージョン手術から実質的な復帰一年目、その手術に至った経緯を激しく悔やんでいた吉井コーチはどこにいってしまったのか、この週末に台風が上陸するなんて話もあるようで次が中7日以上を空けられるよう心の底から願います。

防波堤は健在

八回はペルドモ、九回は益田、鉄板のリレーでした。
ペルドモも走者を背負いましたが益田はさらに恐怖感があって「追い付かれなければいい」はそのとおりですが一発で追い付かれる状況は勘弁してもらいたく、失点が記録はワイルドピッチもバネ仕掛け柿沼がやらかしたにしてもいきなり連打を浴びたのは益田です。
いろいろな意味で防波堤が健在を実感できて尻がもぞもぞ、間隔が空きすぎたからだと思いたい、次のセーブシチュエーションではよろしくお願いします。

ブロッソーが来日初アーチ

種市とお立ち台に並んだのは、来日初アーチのブロッソーです。
コンパクトなスイングながらも芯を食えば飛んでいくのは岡と同じでようやくやってくれました、なかなか打球の角度が付かずに単打マンで終わるかと危惧していましたが拳銃から機関銃に昇格して3割に乗せてこれで長打も増えてくれば編成担当は胸をなで下ろすことでしょう。
とは言え岡がそうであるようにブロッソーがここから長打連発はあまり想像ができずせめてリック･ショートぐらいを、10発には届かずも7～8本を打ってくれればいいところか、もちろん嬉しい誤算は大歓迎ですし3割近い率をキープすることが大前提となります。

ベストではなくてもベター

打線は初回のチャンスを逃してどうなることかと頭を抱えましたが、その後もチャンスを潰しまくります。
ポランコと山口が湿っているのが痛い、今日もそうでしたがどこかで打っていればもっと楽な展開になってカードとしても勝ち越せたかもしれません。
もっともポランコも山口も今月は3割近くを打っていてオリックスに丸裸にされているのか、対戦打率はともに1割台です。
加えて山口はずっとヒットを打っていてそこに久しかった一発が出ておかしくなった気がしないでもなく、次がやはり不得手の西武だけに気が滅入ります。
そしてキャプテンは今日もタコ踊りで出ずっぱりの分母が大きいためなかなか数字が動きませんが今月は身長に満たない打率でどうするのかベンチはどうしたいのか、打ち出したブロッソーを動かすのは本意ではありませんが動かされた安田がファーストで精彩が無いため中村奨抜きだった6日の布陣がベターでしょう。

明日への活力に！

◆8月10日（木）　千葉ロッテ−オリックス15回戦（オリックス8勝6敗1分、18時2分、ZOZOマリン、26,497人）
▽勝　種市　17試合9勝4敗
▽S　益田　43試合2勝3敗28S
▽敗　ワゲスパック　25試合3勝6敗2S
▽本塁打　ブロッソー1号（ワゲスパック）

▽バッテリー
千葉ロッテ　種市、ペルドモ、益田—柿沼
オリックス　ワゲスパック、宇田川、吉田、小野、比嘉—若月