E気持ち

EはEでも「ハ~ン」ではなく、って古すぎてきっとほとんどの人が分からないでしょうが、記録にならないものを含めればエラーの山でした。
後半戦に入って守備が乱れるケースが多くそしてそれが失点に結び付く、前半戦に堅い守りで投手陣を支えていたのが嘘のような体たらくです。
しかもそれがルーキー菊地のデビュー登板というのが何ともかんとも、無様、これ以外の言葉が見つかりません。
試合になったのは序盤までで中盤以降はメッタメタ、満員の右側スタンドのロッテファンにはお気の毒様、お疲れ様でした。

菊地デビュー

プロ初登板初先発の菊地は4回7安打4失点、自責は1ですがほろ苦デビューとなりました。
岡が後逸したり友杉が3つもやらかしたり自らのワイルドピッチが2つもあったり、ピッチング以前の問題も多々ありましたが課題もかなりあって「まだまだだな」と本人の言葉どおりで「悪いなりに投げることはできた」はどのあたりだろう、もっと大量失点でもおかしくはなかった粘りを言っているのかもしれません。
そもそも二軍で防御率3.93とう数字からしてこんなものではあって、鎌ケ谷で見た感じとそれほど変わらない印象ではあります。
フォークにしてもカーブにしてもかなり手前でバウンドして田村が止められなかったのも仕方がなく、ストレートが全体的に高めだったのはそういったスタイルっぽいですがマウンドが合わない、慣れていないってのはあるかもしれず、22打者で奪三振ゼロも気にはなります。
そんなこんなで必死に実況とG.G.が持ち上げていたのがGAORAの逆みたいで聞き心地が悪く、日本ハムファンも岩本とゴーンヌにそうだったのかもしれません。

高野はアピールしきれず

もしかしたら今日に先発だったかもしれない高野は、しかしアピールしきれませんでした。
バント処理のフィールディグミスはあのフォームで判断も含めてあれこれ遅れるってのもありそうで、今後にセーフティーを狙われるかもしれません。
ストレートの数字は出ていますし腕の出所が見づらいのがストロングポイントだとは思いますが実際にアドバンテージとなっているのか、現状では不明です。
それにしても不調を囲っていた栗山にマルチに一発を食らうは歩かせるはと乗せてどうする、もともとキラーだけに明日以降が不安すぎでしょう。
東妻も四球をきっかけとなる悪癖が顔を覗かせてそしてあの展開で起用しなければならないスタッフもきつい、じわじわと何かが押し寄せてきています。

おじさんだから?

今日のセカンドは茶谷、ベンチ入りした中村奨は欠場でした。
しかしやはり欠場だった荻野とともに「ずっと試合出てたんでおじさん2人は」って中村奨は31歳でしかなく、そしてこれまた欠場の山口も加えて「明日からは3人とも試合に出てもらいます」がスタメンを意味するのであればガッカリでしかありません。
今日にマルチで守りでも頑張った茶谷を引っ込めるつもりなのか、どうしても中村奨がセカンドならファーストでもいいので使ってあげてください。
そんな今日はブロッソーはサードでベンチとしてセカンドは無理と考えているのか、スポットだから茶谷でお茶を濁したのか、そこも自分的な苛立ちです。
打線としては決定打不足が相変わらずで相手にもエラーがあっての初回無死二三塁、二回一死二三塁でいずれも内野ゴロの間の得点が精一杯だったのが試合の方向性を決めたと言ってもよく、この勝負弱さは何なんだろう、その後は僅かに2安打でしかなく平良にしてやられました。
どうやら台風は上陸しそうですがやや西に進路を変えて結局は1試合も流れそうもなく、この打線でいくつ勝てるのか、戦々恐々です。

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◆8月11日(金) 千葉ロッテ−西武15回戦(ロッテ9勝6敗、18時、ZOZOマリン、26,150人)
▽勝 平良 16試合7勝5敗
▽敗 菊地 1試合1敗
▽本塁打 ペイトン4号(菊地)、栗山5号(東妻)

▽バッテリー
千葉ロッテ 菊地、東妻、高野、坂本、中村稔—田村、佐藤都
西武 平良、豆田—古賀

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