何とか試合を作ってくれよと願っていましたが、舐めたらいかんぜよ、カスティーヨが6回3安打1失点とナイスピッチングでした。
失点は山口の悪送球が絡んだもので自責ゼロとなれば文句の付けようがなく、異国でほぼ初めて先発をやって順応しつつあります。
腕の出どころが以前よりやや下がっているような気がしますがどうあれ横の角度が抜群でスライダーだけではなくストレートもビシバシ決まって、四球で崩れるタイプではありませんし、打たれ出したら止まらないところはありますが思わぬ拾いものになるかもしれません。
77球での降板はまだ80球を超えてのスタミナは無いとの判断によるものか、しかし来日最多は90球でこの交代は残念ではありました。
うーん・・・打たれた?
二番手は横山で1回4安打2失点、プロ初黒星となりました。
先日もあった右サイドを続けて出すってどうなんだろう、ジグザグで坂本は厳しくも澤田がよかったようにも思います。
もっとも横山とすれば王柏融にしても郡司にしても山口が捕れなくてもせめて止めてくれよが本音かも、松本剛の打球も和田が突っ込めなかったかなとはスタンドからの目線ですが本人にはあまりやられた感が無いかもしれず、記録の有無も含めて今日は、今日も守りが痛かったです。
2回パーフェクトの鈴木は適当にばらけて、とは違った意味でばらけてこれが同点かリードしている展開だとどうだろう、懐疑的ですが試すのはありでしょう。
十八番炸裂
打線は角中が右に左に一ヶ月ぶりの3安打猛打賞、しかし相手を上回るヒットでも競り負ける十八番が炸裂しました。
今日にブレーキとなったのはポランコでこれでもかと高めのストレートに振り遅れて弱点が顕わに、ちょっと間違うと持っていかれるコースだけに球威に自信がある投手でないとなかなか攻めきれないでしょうが、逆に言えば山本ら一線級にはしんどいことになります。
これまた十八番の追い付けない程度の反撃は無死一三塁から犠牲フライでの1点のみ、岡のライト前で小川がセカンドに止まったのはタイミング的に微妙ではありましたが万波の肩を怖れたってのが、走っていればかなりの確率で刺されたと思わせるのは武器になっています。
幕切れが見逃し三振は内に厳しいボールではあったので当たらなかったにしても藤原には振って欲しかった、その前が同じようなところに同じストレートだっただけになおさらに、結果的には気持ちで負けた、田中正にいろいろな意味で押し込まれてしまった藤原でした。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
日本ハム | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 7 | 0 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 9 | 3 |
◆8月30日(水) 千葉ロッテ−日本ハム21回戦(ロッテ12勝9敗、18時、ZOZOマリン、23,231人)
▽勝 ポンセ 7試合3勝4敗
▽S 田中正 41試合2勝2敗22S
▽敗 横山 29試合1勝1敗1S
▽バッテリー
千葉ロッテ カスティーヨ、横山、鈴木—佐藤都
日本ハム ポンセ、河野、池田、田中正—古川