風は吹かず、いや向かい風だったのか、またしてもビジターゲームで勝てませんでした。
幸先よく先制するもその後は得点はおろかヒットすら打てずに気が付けば追い付かれ追い越され突き放され、見事なまでの完敗です。
不利なマッチメイクではありましたが中盤までは勝てそうな気配があっただけに落胆が大きく、この悔しさは明日に隅田を絶望に陥れることで晴らしましょう。
お手上げ・・・
制球が定まらない平良から4四球を選んで1000試合出場を彩る中村奨の先制ツーランがあって、しかし平良からのヒットがその1本だけではどうにもなりません。
付け入る隙はあったように思うのですがそれでも付け入ることができないのが永久凍土打線なのか、それとも付け入らせないのが平良なのか、ほぼど真ん中を見送り三振だった岡が象徴的でしたが各打者とも狙い球を絞りきれなかったようにも見えました。
ストレートに弱いと見たか別に理由があるのかポランコを外した打線は甘く入ったストレートをエチェバリアばりのバット投げを披露した中村奨のその打席を除けば力負けといった感じで、スライダーが決まり始めたら手も足も出ず、文字どおりにお手上げ状態です。
足で揺さぶるような攻めも見られませんでしたし特攻玉砕で愚直と言えば愚直、上げ上げムードからまた一から出直しです。
景気よく打たれましたなぁ
美馬はそれほど悪いとも思いませんでしたがここぞで勝負球が甘く入って、2試合続けて六回はおろか五回も投げきれずのKOです。
シュートがあるのだからもっと右打者の内をこれでもかと攻められないものなのか、そんなもどかしさもありましたし、毎回のように得点圏に走者を背負っての苦しいピッチングは三回までは凌ぐも四回、五回とあっと言う間の失点で吉井監督が一回飛ばしを明言せざるをえない醜態となってしまいました。
イヤな予感がした児玉もそうですが古賀に打たれたのがもったいない、どうも西武戦は中軸よりも下位にやられるイメージが強くあります。
その古賀に打たれた坂本はそれよりも対左で出てきただけに呉念庭への四球が痛かった、そして中森、横山もこれでもかと景気よく打たれて以上終了です。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
千葉ロッテ | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 3 | 1 |
西武 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 2 | 3 | 0 | X | 8 | 16 | 0 |
◆4月11日(火) 西武−千葉ロッテ1回戦(西武1勝、18時、ベルーナドーム、9,201人)
▽勝 平良 2試合2勝
▽敗 美馬 2試合2敗
▽本塁打 中村奨1号(平良)、ペイトン2号(横山)
▽バッテリー
千葉ロッテ 美馬、坂本、中森、横山—松川、佐藤都
西武 平良、平井、青山、ティノコ—古賀